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hontoレビュー

きもの 改版(新潮文庫)

きもの 改版 みんなのレビュー

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みんなのレビュー78件

みんなの評価4.2

評価内訳

78 件中 1 件~ 15 件を表示

紙の本

おばあさんに感銘

2015/10/24 14:24

1人中、1人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者:szk - この投稿者のレビュー一覧を見る

少し頑固で気が強いるつ子がおばあさんの知恵を借りて、苦しみ悩みながらも成長し、結婚するまでのお話。軸にはいつもきものがあり、きものを中心に季節の迎え方、ご近所親戚とのつきあい方がやさしく、そしてはっきり強く書かれている。るつ子はおばあさんが大切で、大好きだがずっと一緒にいれない流れが少し切なかった。おばあさんはいつも理路整然としており感情を乱すことがない。そしていつも的確にるつ子を諭す。るつ子が立派な娘になれたのは、おばあさんのお陰である。最後すとんと物語がおわり、お!っとなるがその余韻も心地よい。

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紙の本

たからもの

2013/11/04 21:34

1人中、1人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者:ふわふわ - この投稿者のレビュー一覧を見る

と、ジュンク堂さんの書評にありましたが、まさにそのとおり。

主人公のるつ子はきものの着心地にこだわり、また柄も一味違ったものが似合うのですが、彼女の率直な目ときものを通して、登場人物の人柄と感情が浮き彫りにされます。同時にるつ子の成長するさまが読み手に伝わってくる、一枚上手の小説です。場面、場面で、淡々とした語り口にきものがえもいえぬ色彩を添えます。おばあさんの人となりにはまさに感服。きものの着方を通して日本人の思いやりのこころ、気遣いや人付き合いの仕方のお手本を見せられます。生きるか死ぬかの瀬戸際にあってもおばあさんの心意気は衰えません。

恥ずかしながら戦中生まれのわが母もドレスコードはしっかりしています。残念ながらきものを着る機会は少なくなった今日この頃ですが、洋服でも日本のこころは変わりません。しっかり子供に伝えようと思いました。

もうひとつ心に残ったのは恋の描写。こんなに簡潔で、かつしっとりとした表現は久しぶりで、何度も読み返しました。

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2012/01/05 22:31

投稿元:ブクログ

これまで「着物」を特段意識したことはなかった。でも、この作品のるつ子や女たちがあまりに着物の手触りや素材やかたちを、体にしみこむように愛でるので、興味が湧いた。過去の時代の暮らしを読むのはおもしろい。成長物語としても秀逸。

2004/10/16 00:17

投稿元:ブクログ

「きもの」を通じて一人前の女性に成長していく主人公の半生。
あぁ、私にも主人公のおばあさんのような祖母が身近にいたら!とつくづく思う。

2004/11/10 00:21

投稿元:ブクログ

明治時代の終りに東京の下町に生れたるつ子は、あくまでもきものの着心地にこだわる利かん気の少女。よき相談役の祖母に助けられ、たしなみや人付き合いの心得といった暮らしの中のきまりを、"着る"ということから学んでゆく。現実的で生活に即した祖母の知恵は、関東大震災に遭っていよいよ重みを増す。大正期の女の半生をきものに寄せて描いた自伝的作品。著者最後の長編小説。

2008/11/18 23:48

投稿元:ブクログ

明治の終わりから関東大震災の頃までの、女性の身のこなしや知恵や心意気が、着物を通して伝わってくる小説です。よく考えたら結婚適齢期って昔は10代後半だったんだよなー。それにしても女の人の着ることに対する思いや欲っていつの時代も変わらないものですね。
ただこれは著者の最期になる作品で、この本は実は書きかけで幸田さんの頭の中には別のラストが用意されていたのでは、と思ってしまう。ラストが腑に落ちないんですよ。

2005/09/28 22:36

投稿元:ブクログ

かつてあったのに、今は失われてしまった、きものに対する皮膚の感覚や、季節のうつろいとともにかわる衣生活をいきいきと見せてくれる小説です。
古きよき時代の姿勢の人びとのつましくもりりしい生活が息づいています。

2005/10/09 20:17

投稿元:ブクログ

一気に読みました!
すごく面白いし、すごく良い!
女の子の成長ぶり、共感できるところが結構あって、めぐり合えてよかった本だなぁ…

2010/12/10 19:02

投稿元:ブクログ

未完なのがとても惜しい物語。
着るものへの愛おしさが感じられます。
美しい日本語で好きです。
何度も読み返したい。

2006/01/01 23:02

投稿元:ブクログ

主人公の「きものに対する感じ方」と性格のリンクさせ方が絶妙。この人はものを通して人を書くことが多い。

2006/06/29 16:36

投稿元:ブクログ

これは良かった!銘仙や袴などの着物だけでなく、時には体操着や洋装、花嫁衣裳などの「着るもの」全般のかかわる瞬間瞬間のことを、その着るものへの思い入れや入り組んだ気持ちを織り交ぜて穏やかに語られる、自伝的長編小説。着物を通して、三人姉妹の末娘「るつ子」が主にお婆さんから知恵や儀礼、思いやりを学んで成長していく過程が書かれている。あのラストは何だか感慨深いものがあった。この人の綴る文章は、日本語がしっとりしていてやわらかい。

2006/02/22 00:56

投稿元:ブクログ

できれば続きを読みたかったです。ここに登場するおばあさんの「かわいい腰紐をつかってほしい。」という言葉がなんだか印象的で私もそうありたいと思いました。着物話にとどまらず、ここにでてくるお婆さんは素晴らしい事を伝えてくれます。。
人に物を送るとき不用品を送っていながら、親切した気でいる事をとがめるシーンがありましたが、こういう今、人多いのですよ。

2006/03/08 15:21

投稿元:ブクログ

読み終わった後は、冬の朝、冷たい水でぱりっと顔を洗った後のような爽快感。着付けを習いたいと思わせた作品だが、まだ習いにいっていない。

2006/12/19 12:21

投稿元:ブクログ

末娘の「るつ子」が祖母に着物を着ることを通して、人付き合いや礼儀を学び成長していく。姉の結婚や母の死。関東大震災など、さまざまな出来事を見つめ、るつ子は乗り越えていく。女学校で出会った二人の友人と卒業を境に縁遠くなるも、不思議と人と繋がっていると感じるるつ子。貧乏貧乏と言いながら、仕事をして恋に目覚めてゆく友人の和子を目の当たりにし、るつ子は微かに焦りを抱く。そして何度目かの見合い話。それを父の一言で破談となったが偶然の重なりで復縁し、るつ子は結婚する事に・・・。
 最終的に彼女の選んだ道ではあるが、るつ子が初恋の余韻に引きずられ、溺れていくようで哀しいと感じる一冊でした。

2011/01/13 20:35

投稿元:ブクログ

日々の生活に着物が欠かせなかった時代の物語。
着物の色、柄、素材、どういう場合にどんな着物を
着るのかなど、着物文化が詰まっています。
舞台は明治の終わりの日本、洋服文化が入ってきたころです。
この時代の文化を知る+この時代に生きた
女の子の物語を読める、2重の楽しさがあると思います。

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