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勝海舟と幕末外交 イギリス・ロシアの脅威に抗して(中公新書)

勝海舟と幕末外交 イギリス・ロシアの脅威に抗して みんなのレビュー

新書

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みんなのレビュー2件

みんなの評価3.8

評価内訳

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2 件中 1 件~ 2 件を表示

2015/03/01 16:40

投稿元:ブクログ

上垣外さんといえば『雨森芳洲』の研究者として有名だが、『暗殺・伊藤博文』では、犯人は本当に安重根かという推理をしていて興味深かった。勝海舟と言えば、西郷隆盛との談判で江戸を無血開城させた人物、咸臨丸の船長としてアメリカに渡った人として有名で、テレビなどで見るイメージも豪快である。それはおそらく彼の回顧談『氷川清話』のほら話かと思うような語り口も与っているのではあるまいか。それはともかく、勝が幕末外交でどのような仕事をしたかについてはあまり知られていないらしい。それは外交とは本質的に秘密のことが多いからで、本書でも上垣外さんは盛んに推理を働かせて幕末外交の大事な局面で勝が立ち回ったことを語る。したがって、人によっては本書は推理だらけで学問的ではないと批判するかもしれない。しかし、資料がない時代というのはこのようにせざるをえないのではないか。日本を最初に開国させたのはアメリカだが、ペリーの行動は威圧的で、逆にロシアなどはシーボルトを顧問にしたほどで日本人の心情に触れる外交をして親ロシア派を形成した。当時の日本にとって外圧はたいへんなもので、井伊直弼が安政の大獄で吉田松陰や橋本左内を死罪にするのも、井伊の器量もあろうが、イギリスがアロー号戦争で中国に勝利を収めたあと日本にせめてくるぞと脅かされたことが背景にあるようだ。本書の山は、勝が、ロシア船が対馬に居座り砲台を築こうとしたときに、巧みにイギリスを利用し、さらにはロシアにも働きかけ双方を対馬から立ち去らせたポサドニック号事件である。勝の信条は、外交は駆け引きが大事だが、どちらかに偏するのでなく双方に働きかけることが大切だし、最後は相手との信頼関係がものを言うのだと思っていたことである。(したがって勝は、権謀術策を旨とする陸奥宗光を評価しない)どこかの政治家にも読ませたい本である。

2015/01/14 19:21

投稿元:ブクログ

本書は「勝海舟を巡って」ということ一辺倒なものではない。幕末期における対蘭関係、対露関係、対米関係、対英仏関係というものや、それらの関係が錯綜した中での幕府の外交というものを、また諸外国による当時の“対日アプローチ”というようなものを考える、広く深い内容になっている。実に興味深い!!

「幕末期の日露関係」というようなことが非常に詳しく語られている本書…非常に有益だ!!

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