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みんなのレビュー5件

みんなの評価4.3

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紙の本

独自の視点

2015/08/08 04:36

0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者:シエル - この投稿者のレビュー一覧を見る

日本に住んで生活していれば言葉にならない文化のようなものがあるのを感じる人は多いだろう。
食前に神への祈りを捧げるキリスト教のような一神教の宗教では全ては神への感謝」と言う形で日常に溶け込んでいる。
日本人は最近では食事の時には「いただきます」と言い、食卓を囲むが「あらゆる命への感謝」をこれほど表わすことはないだろう。

筆者特有の文化観や日常が語られているがそこには日本人が今では忘れがちな生活に根差した文化論があると思う。
福田恒存特有の『ものの見方』『人間の生き方』が示された好著であろう。

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2016/10/03 21:43

投稿元:ブクログ

言葉というのは…特に政治的な舞台で使われる言葉というのは、あっちで、こっちで、といろんな人がそれぞれの意味で書いて話すせいか、特に言論の世界では同じ捉え方というわけにはいかなくてね。しかも時代を経ていくごとに広がっていくでしょう。それがなんでかってことが、サラッと話している。読んでいて気持ちいいですもんね。これもまた考え抜く力ですね。歴史に学ぶ、歴史への捉え方、これは小林秀雄も同じようなことを話していましたね。

2015/09/07 20:47

投稿元:ブクログ

塾に行ったような感覚が残る。
袴を着て、正座をして、筆をもって、机に並ぶ数人のひとりひとりと誠実に向き合ってくださったような。
大切なことを繰り返し、丁寧にゆっくりと。

2015/03/03 11:49

投稿元:ブクログ

【福田恆存がその真髄を平易に語った未発表講演】悪、現実、歴史、西洋と日本……現代日本人にとっての根本テーマをどう考えるか? 学生相手に正確な言葉遣いで平易に語り尽くす。

2015/08/11 14:13

投稿元:ブクログ

 人間の生き方、ものの考え方 福田恆存

「その人の生理あるいは心理というものに密着して機能的に動いている道具である。道具というものは決して単なる物質、ものではない。すなわちものではあっても、必ず主体である私たちの精神とか心とかいうものの癖を受けている。いかなる物でも必ず私たちの心がそこに忍び込んでいる」

「物といっても軽蔑するのは間違いなので、道具にしろ物にしろ、それはすべて心を離れて存在しない。心そのものである。あるいは、心と物とが、物質と精神とが出会う場所である」

「時代の価値観の違いで言葉の価値観が違うのだから、それを使う人の個人の生きかたによってもその言葉は違ってくる」

「教育は知識を与えるもの。教養はその人の身についた生き方」

「目に見えないものでも生きているのだということ」

「現在の必要があって過去を振り返るのではなく、過去と真面目に付き合うことによってそこから現在の要求がでてくる」

「言葉というものは個人個人微妙に意味を異なって用いている。仕方がないからある程度切り捨てて使っている。それはやむを得ないことかもしれない。しかし、切り捨てているという自覚を持ち続けることが必要なんだ」

教養とは心遣いである。

「現実に自分に理解できないもの、説明できないものが自分の中にもそとにもある。そういうものを合理主義で切り捨てていくということは合理主義ではない。本当の合理主義は、目の前にある現実を十分に見つめて、それでなにか計算をし、割り切ろうとしたときに、そこに必ず残るものがある。それを常に目の前において、合理、理性一本でいかないということを自覚し、一つのかせつとしてものを出していく、それが本当の合理主義的態度であるとおもいます」

「現在自分たちがどこにたっているのかということを徹底的に考える。過去を顧みて現在の位置を確かめることが大切。それから先にこれからどうしたらいいかとうことがでてくるのだ」

「他人という自分でないもの、そういうものに謙虚に付き合うことによって、自分の器は大きくなり、伸縮自在になる。」

「自分がいまやりたいと思っていることも、他人やその時代の風潮に影響されて、自分はこれがやりたいのだというふうに思い込んでいるだけのことでないかというふうに反省することが必要です。本当に自分が何を欲しているのかということを自分で掴んでるいるのか、自分というものを本当に理解しているのかが問題」

「いままで割り切ったものと世間がきめこんでいるものを、疑っていく。それが本当の意味の懐疑である」

「歴史を学ぶ、言葉を学ぶ、自然を学ぶということはまちがっている。我々は歴史に学ぶのである。歴史がわれわれを教える。われわれは歴史から教わるのである。歴史を学ぶということが歴史を知識として学ぶことになる。」

「民主主義は目的ではなく、手段の一つだ」

「わからないものを相手が持っているからこそ、信ずるに値すると思って付き合っているわけです。分からないからこそ誤解が生じる��誤解というものも一種の理解の方法だ。だから、自分を誤解することもあるし、人を誤解することもある。そういうものの積み重ねで人間社会が成り立っているふうに覚悟したほうがいい。一番いけないのが自分の小さな理解力の中で理解できるように相手を理解してしまうことだ。考えてみるといい。簡単にわかってしまい、説明し、分析できることは、まずつまらないものに決まっているのではありませんか」

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