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吉田松陰

吉田松陰 みんなのレビュー

  • 奈良本 辰也 (著)
  • 税込価格:7567pt
  • 出版社:岩波書店
  • 発行年月:195101
  • 発送可能日:1~3日

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みんなのレビュー2件

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評価内訳

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2 件中 1 件~ 2 件を表示

2013/02/08 20:43

投稿元:ブクログ

(2013.02.08読了)(2010.02.22購入)
【新島八重とその周辺・その③】
NHK大河ドラマ「八重の桜」を見ていたら、吉田松陰が出てきたので、この機会の読むことにしました。「龍馬伝」のときに読もうとして購入したのですが、そのときには読むタイミングを逃してしまいました。
国語力というか、古文を読む力が不足しているため、吉田松陰およびその時代の文章が引用されている部分の意味が読み取れないため、吉田松陰が何を考え、どうしようとしていたのか、松陰の何が問題で幽閉されたり、処刑されたりしたのかがわかりませんでした。頑張ってこの本を読み直すより、別の本に当たりたいと思います。
情なや!
読み取った範囲で、まとめると、吉田松陰は、4歳で吉田家の養子となり、5歳のとき養父が亡くなったため、吉田家を嗣ぎ、叔父の玉木文之進の指導を受けながら家業の兵学師範としての修業を積む。その後も、山田亦介、林真人、等に兵学を教わる。
20歳のときに、長崎遊学、21歳のとき、江戸遊学、ついでに、東北遊歴を行っている。
机の上の勉強だけでなく、世の中の動きをみるようになった。
長崎に行った際には、アヘン戦争に関する資料を読んでいる。
23歳のときにも、江戸、長崎、京都などを動き回っている。
24歳のとき、アメリカに行こうとしたが、うまくゆかず自首し、江戸の獄に投じられるが、その後、自藩幽閉となり、萩へ。
松下村塾を主宰し、多くの弟子を教える。
29歳のとき、江戸に送られ、処刑されている。何の罪に問われたのかよく分からない。
アメリカに渡って、西洋文明を学ぼうとした人が、尊王攘夷ということはなかろう。
幕府の治世のあり方に異を唱えたのであろう。

【目次】
Ⅰ 時代の子
Ⅱ 封建社会
 1 大勢
 2 1840年代
Ⅲ 学問と実践
 1 学者の道
 2 飛躍
 3 断行
Ⅳ 行動の論理
 1 公武合体思想
 2 松陰の政治思想
 3 幽囚の世界観
Ⅴ 政治と実践
 1 風雲の動き
 2 藩勢の中に
 3 参画
Ⅵ 対決
 1 再獄・孤立
 2 最後
年表
あとがき

●南部藩(16頁)
1756年の飢饉にわずか30万人に足りない人々の中から6万余人の餓死者を出し、さらに1775年の同じく飢饉で餓死と病死の合計64698人を出した南部藩
●兵学師範(43頁)
兵学師範としての彼(吉田松陰)は、1849年(19歳)3月、御手当御用掛を命ぜられ、6月下旬より翌月にわたって須佐・大津・豊浦・赤間関等の海岸を巡視し、さらに10月には門人をひきいて羽賀台の演習を行っている。
●アヘン戦争(44頁)
平戸滞在中に読破した本は、「聖武記附録」「伝習録」等を始めとして、アヘン戦争関係の記事を集めた「阿芙蓉彙聞」七冊、西洋砲術書たる「ペキサンス」五冊等々、約八十冊に及んでいる。しかも彼(吉田松陰)は、その要点を一々抄録しつつこれを行ったのだ。
●江戸留学(48頁)
彼はやがて、1851年3月、藩主に従って江戸に留学する。ここでも彼は、安積艮斎につき儒学を、山鹿素水につき兵学を、佐久間象山につき洋楽を学んで倦むところがない。
●佐久間象山と橋本左内(87頁)
松陰がほとんど訳書で知ったことを、象山や左内は原書で読むことが出来たのである。象山や左内は何ものをも頼らず、自分の力で運命を切り開いていく人物であった。彼らは自身で、双肩に国家を担っていると自負できる人間であった。彼らには自己の行動を酔わせるための宗教的な権威は必要ではなかったのだ。左内や象山に天皇に対する神秘的な熱情を探してみてもどこにも見つからない。

☆「八重の桜」関連図書(既読)
「保科正之-徳川将軍家を支えた会津藩主-」中村彰彦著、中公新書、1995.01.25
「奥羽越列藩同盟」星亮一著、中公新書、1995.03.25
「新島八重の維新」安藤優一郎著、青春新書、2012.06.15
「八重の桜(一)」山本むつみ作・五十嵐佳子著、NHK出版、2012.11.30
(2013年2月8日・記)
(「BOOK」データベースより)
人は歴史を作る。そしてより以上に危機は人を作る―。藩の兵学師範への道を歩んでいた一青年の前に、アヘン戦争に象徴されるヨーロッパ列強のアジア進攻と、その圧力によって増幅され混迷の度を深めていく幕藩制社会の姿があった。三十歳の若さで刑場に果てた松陰の思想と行動が、時代と人間精神との壮絶な対決として現代によみがえる。

2011/12/25 13:34

投稿元:ブクログ

60年以上前の刊行であるだけに、講談調の文体、情緒過剰な価値判断、単線的な歴史認識とさすがに古すぎる。幕末とはいえ江戸時代なのに「俸給生活者」(p.124)なんて表現が出てくるあたりも杜撰だ。

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