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いい話
2019/03/15 19:54
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投稿者:ランスロット - この投稿者のレビュー一覧を見る
久しぶりで小説で泣きました
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恋愛モノ
2023/10/15 20:14
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投稿者:エムチャン - この投稿者のレビュー一覧を見る
恋愛モノですが、ミステリーの要素もありますし、特殊能力を持った人間が何人も出てくるので、ややSFっぽいところもあります。特殊能力で、父親を殺害した男性と、又、特殊能力を持つ上司、そして、目撃した美少女……
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内容紹介
彼女の哀しき「奇蹟」の連鎖は、偶然か、意図的か。
特殊能力で父を殺してしまった警官の僕が出会ったのは、殺人現場にいた、脆くて危険で美しい少女。彼女もまた、父親と継父を亡くしていた。彼女の周りで次々起こる「偶然」の殺人事件の先には、切なく衝撃的なラストが待っていた。
『神様のメモ帳』『さよならピアノソナタ』『楽聖少女』で大注目の著者による、
書き下ろし恋愛ミステリー。
誰とも心を通わせないと決めていた。
殺人容疑者の彼女が現れるまでは。
生まれつき「念じると物に火をつけられる」特殊能力を持つ紅藤は、そのせいで、自分の父親を殺してしまう。以来、心を閉ざし誰ともかかわることなく、警察官として日々を過ごしていたが、ある日刑事課への異動を命じられる。待っていたのは、氷室という、警視長まで上り詰めたにもかかわらず平署員として勤務する刑事。彼は紅藤と同じく特殊能力保持者であった。コンビを組んで仕事をすることになった紅藤は、ある日、雀荘で一人の美少女に出会う。その後、殺人事件の現場にも居合わせた彼女を見た氷室は、能力保持者だと紅藤に告げる。彼女はいったいどういう能力を持っているのか? そして、彼女が巻き込まれた殺人事件の行方は?
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タイトルの意味がわかった瞬間、胸が詰まる。思わず何度もページを行ったり来たりしてしまった。人との関わりを避けていた主人公・紅藤の変化を思うとさらに胸が詰まる。
氷室や署長のこととか、色々謎が残ったままだけど、これで終わりなのかな?とモヤモヤも少々。。
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とある特殊能力を持った刑事と、同じような何かの能力を持った少女を巡るミステリ。こういう能力ものはいろいろあるけれど、なるほど、悪い方に使おうとすればいくらでもできるのは間違いないですね。踏みとどまっている主人公は、案外とんでもなく強い人間なんじゃないかな。
少女の能力が何かというのは最後まで明かされないのだけれど。タイトルからなんとなくの想像はついてしまったのでした。だけどどのように使ってこれまで生きてきたのかを思うと、これはあまりに壮絶で。だからこそこのラストは素敵だと感じるのだけれど、それでもやりきれないなあ。
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事件は起きる。人が死ぬ。点と点が繋がって真相に辿り着く。それでもこれはミステリーというよりもラブストーリーかも。
色々と重い設定の割に主人公である紅藤が陰鬱な方向に向かっていないので読み易かった。
氷室や署内の面々との会話が軽妙で時に笑える。
終盤一気に畳み掛け過ぎてジェットコースターの様だったけれど、紅藤の警察官という職業の意味とか結末とか色々ジワッと引きずる切ない読後感。
署長と氷室が花園署にいる理由や彼の能力等、明かされていないままの謎が気になる。続編が有るという事なのかな…?
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読了。杉井光で警察モノというネタが新鮮な感じではあった。
作者の得意な音楽ネタの要素はほぼなかったがそれなりに読ませる作品にはなっていたと思う。
作中で語られていない要素もあったので、続編も考えられていたのだろうか……
最後に語られる真相とそこからのヒロインの選択には引き込まれ、想像すると感情が揺さぶられる部分もあったが、もう少し意外性が欲しかったかもしれない。贅沢を言っているとは思うが。
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主人公は発火能力を持つ新米刑事クドウ。
射殺現場に居合わせた危険な少女ミツキ。
タイトル「6秒間の永遠」は内容を語る。