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レイ・ブラッドベリ短編集。
日常に起こった小さな奇跡から、身の毛もよだつおそろしいサスペンスまで、作者の技量をうかがわせる一冊。
いずれかの作品があなたの心に残るでしょう。
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全篇通してSF、ホラーに加えラブストーリーまで、実に様々で粒揃い。とてもいい短編集だと思います。個人的に、読後はなんとも不思議なきらきら感がありました。好きです。
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すがすがしく、気味悪く、メルヘンで、おもしろく、切なく、うまくいかなかったり、奇跡が起こったり、誇ったり?そんな感情盛りだくさんの短編集
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ブラッドベリの短編集です。どちらかと言うとファンタジー寄りなお話です(笑)
23の短編が入ってます。何となく、ショートショートというと起承転結やどんでん返しがメインな印象がありますが(ワタシが国産SSは星新一や阿刀田高しか読んでないからかも?)ほのぼの系の話が多いです。妖怪一家のドタバタや正統派ショートホラー、SFもあります。
表題作にもなってる「二人がここにいる不思議」が一番好きですねぇ…♪コレは人生に疲れ気味の中年男が、死んだ両親を食事に招く話です。何か良いです(笑)幽霊と看護婦の逃避行のお話もほのぼのしてて良いです。
寝る前に一話づつ読んでいくタイプの本だなぁと思いました(笑)
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表題作『二人がここにいる不思議』を含めた二十三篇の短編を収録。英題は『The Toynbee Convector』。趣向が違う作品が多い。
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図書館で借りたけれど、途中で挫折。
今の読書スタイルに合わない本でした。
まったり読書を楽しみたい時に読みたいので、お取り置き。
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ブラッドベリの短編集。60代の終わりごろの作品ってことだけど、やっぱ、ブラッドベリはいいね。
不思議な感じが、昔と違うなって気はするんだけど、一瞬で世界が変わってしまうような鮮やかさは変わってない。
死んだ両親をレストランに招待する表題作は、特によかったな。
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ずいぶん前に買ったのをやっと読む
ブラッドベリは飛び飛びで読んでいるから何作目か忘れたなあ
多分7冊目くらいだろう
どうも最近自分の嗜好が変わってきたのかブラッドベリに厭きてきたのかあんまり夢中にはなれなかった
この作品は短編集で、
好きだったのは「さよなら、ラファイエット」、「ローレル・アンド・ハーディ恋愛騒動」、「ストーンスティル恋愛騒動」、大佐の純自家製本格エジプト・ミイラ」
この人の作品はアメリカやらイギリスやらの時代背景を知らないと意味がわからない言葉や言い回しが多いので少し読みにくいのが難点
でもそれは慣れてしまえばどうってことはなくて、そんなことよりも作家の主張というか好き嫌いがはっきりしているのが特徴だと思う
だから読者も選ぶと思う
嫌いな人からすれば意味が分からないだろうし
好きな人からすれば美しいとか素晴らしいとか感じるんだと思う
ちなみに私は好きな方です
気分によるけど
ホラー風味の話より好きな世界観を描いている話の方が好きだなあ
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10月15日読了。SF詩人ブラッドベリの幻想短編集。奇妙ではかない世界(地球とは限らない)の上で、男女(人間同士、とは限らないが!)がすれ違い、そですりあう23編。私はブラッドベリの「火星年代記」の大ファンだが、この短編集ではSF的要素は薄めだが、その分男女の恋愛要素や「大切な想い」を取り上げたエピソードが多い。数ページで終わってしまう短編や、意味がよく分からない話(原書で読めば伝わるのだろうか?)もあるが、全体として「ええ話やったなー」とほっこりした読後感を味わえる。定番のようだが「ローレル・アンド・ハーディ恋愛騒動」、「ご領主に乾杯、別れに乾杯!」は特に素敵。
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ホラー風だったりほのぼの風だったり、クスッと笑ってしまったり。ちょっと不思議なお話が詰まった短編集。
こうなればいいなぁ…という期待を裏切り、落語のようにストンと落とす結末が面白い。
内容に統一感がないので一気に読むより、時間をみつけて1作ずつのんびり読むのに向いているかな。
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海外の作品は一つひとつの作品の好みが出やすいものだと思う。
しかし、この短編集は中々面白いと思う。はじめは読みにくく感じるが、文字を追っているうちにすんなりと作品の中に入って行ってしまうようだ。
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短編集なので読みやすい。標題作はやっぱり良かったよ。これ、面白いの?というお話も結構入ってたんだけども。
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短編集
「生涯に一度の夜」は
青臭い男子の心情が書かれているよ。
でも、きっと誰にでもある「特別な春の夜」を
未だに待っているような気もするよ。
「トインビーコンベクター」は
何を書いてもネタバレというか、
物語に気づいてしまうけれど、
ロマンチックな理系男子にオススメしたい。
別に理系なお話ではないのだけれどね。
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巨匠の短編を手にする
楽しみにしていた短編集だ。
SFの色もさることながら、ブラッドベリの人間味あふれる筋を読みたかった。
でも、玉石混合というか石ばかりというか・・・。SFとして期待しない方がいい短編集だ。
23の短編は以下の通り。
生涯の一度の夜
古き良き時代とでもいうのだろうか。でも、意味が不明なお話。
トインビー・コンベクター
100年のタイムトラベルにより明るい未来を発見して帰ってきたトラベラー。彼の影響で人類は明るい未来に向かって邁進する。
100年後、トラベラーは当時の自分と会うタイミングにさしかかる。しかし、何も起こらない。100年前の話は暗い未来ばかりを予測することへの反抗から起こした大きな作り話だったのだ。
いい話だ。ストーリーには数多くの矛盾を抱えながらも、人類は明るい未来を与えればさぼらずに進歩するという健康的な立場に立ったエンディングは最高だ。
トラップドア
ちょっとしたミステリー。可もなく不可もなく。
オリエント急行、北へ
オチが楽しいが、これもふつうの幽霊話。強いていえば、信じてやると元気になるという幽霊がほほえましい。この意味でネバーエンディング・ストーリーっぽいかな。
十月の西
一人の体にたくさんの人格が・・・というSFっぽいテーマなんだが、消化不良。
最後のサーカス
趣のあるいい話なんだが、今ひとつ雰囲気が伝わらずに終わったなぁ。
ローレル・アンド・ハーディ恋愛騒動
きれいなエンディングを見せるラブ・ストーリー。それぞれの家庭を持った二人が出会うシーンはバタフライ・エフェクトのラストを思い出した。
二人がここにいる不思議
亡き父母をレストランにに招待する。父から「おもしろくない奴」と告白され驚く主人公。父母は食事が終わると墓地に帰っていく。
主人公はこどもとの会食をキャンセルする。意味が深くてわかりにくい感じだ。タイトル作だし再読の必要があるかな。
さよなら、ラファイエット
ヴォネガットっぽい雰囲気。戦争体験が色濃く残る老人と隣に住む作家。老人は天寿を全うし、瞬間を切り取った写真が作家の手に残る。
いい味なんだが、ラストがぴりっとしない。全体的にこんな感じが多いのは、作者より訳者のせいかも・・・。
バンシー
オカルト作。なんだか意図不明。ひねりもないし直球すぎておもしろくない。
プロミセズ、プロミセズ
事故死寸前の愛娘を助けるため、愛人との決別を神に約束する男。愛人はキリスト教徒で神に誓ったことを破ることができない。
ジレンマは「なぜ私より娘を選んだのか」という叫びになる。おもしろいような、そうでないような・・・。
恋心
火星人が侵略者である地球人に恋をして、会いに行くのだが、結末はどうなるんだろうってな作品。イマイチ。
ご領主に乾杯、別れに乾杯!
ワイン好きの老人が亡くなり���通夜の席でワインパーティーをという感じ。これもなぁ・・・。
ときは6月、ある真夜中
意味不明。
ゆるしの夜
なかなかいいタッチ。牧師が懺悔する感じ。
号令に合わせて
意味不明シリーズ。軍隊ごっこの父を持つ子の未来はどうなったのか。オチがよくわからん。
かすかな刺
未来の自分と電車の中で出会う。未来の自分は妻を殺したという。ワクワクしそうなはじまり方なんだが、終わりが全然すっきりしない。
気長な分割
ブラックユーモアかな。離婚で資産を山分け。ところでこどもはどう分けるのってなオチはおもしろい。
コンスタンスとご一緒に
これも意図不明。
ジュニア
なんだがわからないシモネタ。
墓石
ミステリーかな。はっきりしたオチはあるが、おもしろいとは思わない。
階段をのぼって
ミステリーとしては非常によくできた内容だろう。ウルトラQにでれるぞ。でも古めかしい。
ストーンスティル大佐の純自家製本格エジプト・ミイラ
意味不明。
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文章の力があるなぁと思う。しかし、外国の特有の固有名が多く出てくるのでそれがときには嫌気がさすこともあった。
「トインビー・コンベクター」
「十月の西」
「二人がここにいる不思議」
「プロミセズ、プロミセズ」
「墓石」
「ストーンスティル大佐の純自家製本格エジプトミイラ」
が好き。
「ときは六月、ある真夜中」はよく意味がわからなかった