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「なるほど。一切万物の救済が、叶った試しがあるならば、この世にもはや神は不要だよ。だが、まだ神はいる。だから、救いなど決してありはしないんだよ。神頼みなど、ずうずうしいにもほどがあると思わないかい」(168p)
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シリーズ第十六弾。
烈光の女神は成長めまぐるしい作品です。
******** 再読記録 *********
2009.06.20
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“冷泉院皐”なる悪の想念の塊みたいな子に術者一同翻弄されてしまいます。
4冊分も引っ張った割には、終わり方というか終わらせ方というか、決着のつけ方があっさりし過ぎてて、ちょっと唖然とした。
見所はやはり、日に日に術力の終わりが近づきつつある十九郎くんと、それとは逆に日々強さを増していく希沙良の関係性でしょうか。
あとは、冴子さんと愛を確かめ合う諒くんね。
しかし、物語が大分佳境に入ってからの話であるにも関わらず、刊行が10年以上前という事実に軽くびっくり。
2013年現在、シリーズ第1作『天使はうまく踊れない』から軽く25年程経過してますが……。
なんとか、死ぬ前に終わらせてくれよ、作者殿。