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高坂正堯著作集 第4巻 宰相吉田茂 みんなのレビュー

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紙の本

これぞ名著中の名著

2002/01/05 22:58

2人中、2人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者:塩津計 - この投稿者のレビュー一覧を見る

 学生の時に本書を読んでから既に18年が経過。全集出版を機会にもう一度宰相吉田茂を読み直してみて、改めてその鋭さを実感すると共に、高坂がなぜこの論文を書いたかをようやく理解することが出来た。要するに高坂は、吉田茂がなぜ軽武装経済重視の国家路線を敷いたかを訴えたかったのだ。
 吉田は国際社会で日本が生きていく上で、それ相応の軍事力を持つことは絶対に必要であることを理解しながらも、終戦直後の疲弊しきった「当時の日本」においては、軍事力を保持することは「時期尚早」であり、それが為に軽武装経済優先により国力の養生涵養を優先させたのであって、日本が徹頭徹尾軽武装を国家路線とするべきなどとは全然考えていなかったのだ。それがその後の時間と経過と共に「吉田ドクトリン」なる珍妙な概念迄作り出され、あたかも軽武装経済重視というか経済オンリーの政治外交路線こそ日本のすすむべき道だみたいなことが言われはじめたので「それは違うよ。吉田さんはそんなことを考えていたわけではありませんよ」ということを言わんが為に本書を高坂は執筆したのだ。
 日本は今や世界第2の経済大国。日本人がどう考えようと日本は今や世界の大国になってしまっているのだ。大国になった以上それ相応の軍事力を整備し世界の治安につき汗も血も流すことが求められるようになっているのだ。
 だから本書を読めば、土井たか子のような絵空事を何時までも叫び続けるような贅沢は許されるはずもなく、小泉首相がやろうとしているように有事法制を整備し、自衛隊法を整備して米国とともに国際社会の治安維持業務に日本も積極的に参加することが必要な時期が到来しているのだということが読後はっきりと認識させられることでしょう。まさに現代人必読の書と言って良い。

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2009/01/28 23:49

投稿元:ブクログ

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