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これはノンフィクション?前世を探す旅だから確かめようがないけど、旅行にいったことは事実。筆者の興奮が伝わってきた。イタリアという舞台もいい感じ。
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もう絶版になっているけど
他の出版社からも出ています
フィクションなのかノンフィクションなのか
どちらともいえないストーリー
引き込まれます
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学生の頃に購入して何度も読み返しています。最初は半信半疑ながら始まった前世を探す旅、その中に登場する人物への愛がこもった作品です。
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わくわくドキドキしながら、読み終えた。「人は、わくわくしているとき、生きている」という一文にグッときた。
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私がこんなこと言われたら「同業の東京で出逢う人」全員に
「運命の相手かも!」って思っちゃう。
しかもできれば現世では異性で!って。笑
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年末年始に、杏が主演でやっていたドラマを見たのが最初。
ドラマなのかドキュメンタリーなのかよくわからないまま、フィレンツェロケの映像だけをなんとなく眺めて楽しんだのだけど、先日その録画を消去する前にきちんともう一度初めから見てみたらすごく面白くて、私も前世の謎にひきこまれてしまった。
気になったのでこの本を借りてきたのだけど、読み進むほどに「前世が見える」彼女のすごさがドラマの何倍も伝わってきて、私もなんだか自分の前世を見てもらいたくなってしまったほど。歴史に名前が残ってることを期待してるわけではなく、体質が前世の影響を受けてるのかとかわかったらおもしろいかな、と。
ノンフィクションだと言うけれど、あまりにもできすぎていて、フィクションではないのかと思ってしまう。でもドラマほどの創りものっぽさはなくて、きっと実際に本当にあったことなんだろうなあ。
事実は小説より奇なり。
でも、もちろん完全な創作だと思って読んでも充分に楽しめる。
ドラマを見てフィレンツェやセッティニャーノ村の景色、デジデリオの作品をイメージしながら読めたのも大きかったかな。
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『杏のふむふむ』に登場する本。杏が大好きな本だと言っていたので読んでみた。リインカネーション、つまり生まれ変わりについてのノンフィクションという位置づけだ。
この内容が、本当かどうかはわからない。作者の森下典子さん自身だって断言できないだろう。でも、森下さんの前世がイタリアの実在した芸術家という位置づけで、それを巡る旅のエッセイという感じで、読んでいるだけでも謎がひとつずつ明かされていく進行なので、楽しめると思う。
「生まれ変わり」の思想について、ボクたちは不思議なくらい自然に受け入れる傾向があるように思う。チベットのダライラマは近くの町に生まれ変わり、それを他の僧たちが認定してダライラマになるという。仏教でも前世、現世と来世という考え方がある。現世で悪行をはたらくと、来世はその報いを受けるかもしれない。だから、現世での行動はちゃんとしなくちゃ、なんて思ったりする。でも、その生まれ変わりについて、科学的根拠はまったくない。人は死んだら自然に戻る。腐敗し、分解し、そして土に戻るはず。その人を個性付けていた考え方や思想は脳の機能停止とともになくなるはずだ。それでも、「生まれ変わり」の思想に惹かれるのはなぜなのだろう。
いつか、「生まれ変わり」について、世界各国、各民族の考え方を整理してみたいとおもった。
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何かが見えているとしたら、前世なのではなく、未来なのでは?
つまり、デジデリオ・ダ・セッティニャーノについて調査するという著者の未来。だとしたら、見えたものが百科事典的データばかり(それも文字列で! 一部は日本語でw!)というのと合っている(通常はもっと曖昧とした映像が見えるらしいし)。
結局既に公刊された文献までしか調べられていないので、もっと一次史料に踏み込んで調査して、既知の事実(とされていること)と違うことが判明したんだったら面白かったのに。
例えば、セッティニャーノに彼の出生記録があるか、とか。もし本当にポルトガル王族出身だとしたら父と想定されるコインブラ公ペドロ(ポルトガル枢機卿の父)の事績を辿って、その庶子であることを示す史料を探る、とか。
コインブラ公ペドロについては、去年エンリケ航海王(ペドロの弟)についての本を読んでいたので、おおおおと思った。非常に劇的な生涯を送ったので… ポルトガル枢機卿の生涯も(そのせいで)なかなか劇的なので、もっと踏み込んだらいいのに。
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こちらで紹介しています。
前世のおもしろい本
http://rimaroom.jugem.jp/?eid=1152
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筆者の実体験を読みやすく綴ってある。
「前世が見える?胡散臭い。100%信用しない」そう割り切っている人は入りづらいかもしれないが、ほんのわずかにでも「もしかしたら」という気持ちがあるなら楽しめるはず。
ただのオカルト話ではなく、旅行記のように楽しめるのも良いところ。この本片手に、デジデリオの作品めぐりをしたくなった。
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杏さんのエッセイから辿り着きました。
たぶん、そういうことでもなかったら、自分では絶対に手に取らない本(ていうかタイトル)。
これだから、本好きな人のエッセイはおもしろい。
森下さんのスタンスが「この人(前世を言いあてた人)は本当のことを言ってるのか? 事前に調べたことをさも今浮かんだかのように語ってるだけでは?」というのがよかった。
きっと私も、同じ立場だったら同じように思うだろうから。
でもうらやましい。
私も、ここまで詳細に「あなたの前世は…」と言われて、その人について調べる旅をしてみたい。
でもきっと、名もない、史料なんか何も残ってないような普通の人なんだろうな。
外国だってハワイとタイしか行ったことないから、好きな場所や気になる建物も、ないし…。
図書館で借りましたが、買って手元に置いておこうかな。
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フィレンツェとポルトへいってみたい。すごくひかれるものが、昔から著者と同じであるように感じていました。
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杏ちゃんの「ふむふむ」を読んで、気になって読んでみました♪ 常識の壁、ぶち破ってくれました!わたしも一気に世界と時間を旅した気分。
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「しかしある時、気づいた。私は、清水さんの言葉を裏付けるために旅をしたのではない。彼女の言葉をきっかけに、私はデジデリオという、五百年前の男に出会ったのである。彼は、私が生まれて初めて付き合った、過去の人間である。そして、私は「自分だったかもしれない男」を探すことで、本当は自分自身を探していたのだ。」(p. 256)
「この本は、私に様々な人との出会いを引き寄せてくれた。それによって、私も少なからず変わった。大人になるということは、夢みたいなことは夢みなくなることかもしれないが、しかし、それが果たして、「真実」を生きることなのかどうか、少なくとも幸福な生き方かどうか、今、立ち止まって考えている人々は多い。私もその一人だ。人生八十年、その折返点を過ぎて、帰り道にさしかかっているように見えた人生が、実は、読み取り方一つで、終わりのない物語にも見えるという発見は、私のこれから先の人生への取り組み方を変えてくれた。私はそれを「デジデリオ」からの贈り物と受け止めている。」(pp. 258-259)
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ルネッサンス時代の美術史に興味のある方には、良いかも。
それに興味が無い場合の、ストーリー自体の面白さ、登場人物の魅力等が私にはあまり感じられなくて、最後まで読んだものの残念な内容でした。