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紙の本
2000/2/14
2000/10/26 00:21
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投稿者:日経ビジネス - この投稿者のレビュー一覧を見る
バブル崩壊後、これほど株式取引が世間に注目されたことはなかった。
証券取引手数料自由化(1999年10月)と割安な手数料で利用できるインターネット株式取引の拡大、東京証券取引所による新興企業向け新市場、マザーズの新設と取引開始(同12月)、ナスダック・ジャパン設立構想(2000年6月に取引開始目標)──。お役所製の取引所が証券取引を独占する時代は終わり、取引所(市場)同士が使い勝手や取引対象銘柄の魅力を競い合う時代が到来しようとしている。矢継ぎ早に見えた変革の動きの背景と今後の日本の証券市場の見通しを、欧米の市場の歴史や日本の市場改革の動きから明快に解説している。
新規参入者の登場は確かに、競争を生む。とはいえ、最近登場した新たな市場が、目先の顧客、つまり株式公開を目指すベンチャー企業にばかり気を使い、最終顧客である投資家の利益を守るという視点が忘れられがちになっているという著者の指摘を忘れてはならない。今後株式公開を考えているベンチャー企業経営者だけでなく、投資家を味方につけたい上場企業の経営者も必読の書だ。巻頭に用語解説があり初心者にもわかりやすい構成だ。
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