紙の本
古代中国
2020/09/06 19:31
0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:猫 - この投稿者のレビュー一覧を見る
簡潔な文章なのに、独特の世界観があり、読み始めると引き付けられる。
分厚い本なので、読み応えもある。
投稿元:
レビューを見る
中国小説の祖といわれる六朝志怪の代表作。
一度歴史から姿を消し、後人の手によって様々な書物から断片を拾い集めて再構成されたものです。
仙人さま、妖怪、幽鬼が続々と登場。
怪力乱神をおおいに語っています。
たぶん、つまらないです。最初の方。ちょっとガマンして読んでください。
オバケはいるのかいないのか?そんな議論が千年前から現代まで続いてるって、たいしたものだと思いませんか。
投稿元:
レビューを見る
漢籍の授業で読んでいたけど、面白くて読破。
三国志にでてくる有名人の怪異譚など、「聊斎志異」に劣らぬ面白さ。
投稿元:
レビューを見る
古代中国の怪を記しまくった報告書集。オチはめったにないので、ドラマを期待してはいけません。
三国時代がかなりかぶっているので(しかし魏呉はあるのに蜀ネタはなかった)、非常に興味深く読みました。民間でメジャーだった神様なんかが出て来るのがよいです。
ある程度中国思想と文化をかじってないと本気で意味不明かも。
投稿元:
レビューを見る
まだ読みかけなのですが・・・
晋の時代に描かれた霊異譚。一つ一つの話が非常に短く、またただ聞いた話をオチもつけずにそのまま書いているような感じで、後世の「耳袋」や「遠野物語」(どちらも日本ですが)に通じるものがあります。この突き放され感はなんともいえません(笑)。
また時代柄、三国志がらみの話が非常に多いです。そういう意味であえて「三国志」カテゴリに入れました。
投稿元:
レビューを見る
中国の不思議な話をたくさん収録している本の、訳。
一話ごとに注がついていてパッと確認できます。
神仙、妖怪や動物、孝行をした人にまつわる不思議な話がてんこもり。
中国の民俗を見るうえでも有益です。
投稿元:
レビューを見る
玉石混交。オモシロイのもあれば、全然つまらんのも多い。また、たんに集めて載っけましたと言った感じなので似たような話も多く散在している。とくに「女が男になった」とか「犬が人を産んだ」とかそう言ったことを挙げて「これは○○の前兆でした(例えば王莽の簒奪)」と結ぶくだりが延々続くとこが最高につまらんかった。
オモシロイものだけにしてくれれば、だいぶ読みやすくなるのになぁ。
投稿元:
レビューを見る
あー、武田雅哉説の「支那人は怪しい物へまず箸をつける」と言ふのが載ってるー
南方熊楠説の「シベリアの、マムートと呼ばれる「モグラ」がシナへ伝播して」といふ「象のような」怪物が出てくる―
昔の五行説が解説されてるー
夢枕獏作の小説に出てくる奴、諸星大二郎『諸怪志異』に出てくるやつが出てくる―
山本弘『MM9』に出てくるやつが入ってるー(作中で言及あり)
成立したのが一桁世紀なのでまだコンフューシャニスムがスピリチュアルな方面で実用的だ―(孔子様が予言したり、怪物の行動を観察し、的確な指示を弟子にやって退治したり)
あと神術を心得たお役人も神秘の術を修めてるっつうかさうなんだけどタオニスムの方の信徒だー
面白いー。
投稿元:
レビューを見る
古代中国の不思議ばなしを集めた短編集。
各篇事に同種類のお話がまとまっていて読みやすいです。
寓意が含まれてるお話、好きです。
千年狐を読みながら引用されてるお話を探すのも楽しそう。