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紙の本
エレクトロニクス機器の実現に不可欠な実装技術。その幅広い内容を1冊にまとめた入門書
2000/07/17 09:15
1人中、1人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:ブックレビュー社 - この投稿者のレビュー一覧を見る
本書は実装技術の入門書という位置づけである。電子回路を物理的に組み上げる技術である「実装」はさまざまな要素技術からなっており,その範囲はきわめて幅広い。実装技術は電気的な接続と機械的な接続を実現するとともに,その実現手法が物理的手法と化学的手法の両方にまたがるからだ。
電気回路,電子回路,半導体,金属材料,樹脂材料,信頼性,溶接,熱化学といったさまざまな知識が必要になる。このため入門書とはいえ,部品からシステムまでを接続する実装階層,半導体パッケージ,プリント配線板,はんだ付け,封止,解析・評価と実装技術の構成要素を一通り網羅しただけで約300ページという大著になってしまう。しかしこのくらいのボリュームは必要だろう。
残念だったのは高密度実装機器の実例が末尾の最終章にあることだ。身近に感じられる携帯型機器などの実例から入って説き明かしていった方が,入門者にとって取り組みやすかったと思う。
(C) ブックレビュー社 2000
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