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紙の本
国立がんセンターの医師たちが,がん専門病院で行われているがん診療の最前線を平易に解説している
2000/07/17 09:15
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投稿者:ブックレビュー社 - この投稿者のレビュー一覧を見る
がんに関する情報がちまたに氾濫している。がんの名医,がんに効く特効薬,抗がん剤は効かない,がん検診は百害あって一利なし,などなど。医学知識に疎い一般の人々がその情報の真偽を区別することはなかなかできない。「がんが治った!」という話にすぐ飛びついたり,医師にすべておまかせといった態度になるのも無理はない。
本書は,がんの診療の現状についての「正しく」「確かな」情報を分かりやすく伝えている。がんの診断や検査がどのようにして行われているのか,がん専門病院に行けば,どんな治療が受けられるのか,などの道案内をしてくれる。
「がんといえば手術」がこれまでの常識だったが,放射線治療や化学療法がもはや手術と並ぶがん治療の柱となっていることに気付くだろう。中でも放射線治療の最近の進歩が著しいのには驚く。国立がんセンターの得意とする,ガンマナイフや小線源治療,陽子線治療など新しい放射線治療について詳しく紹介しており,興味深い。
(C) ブックレビュー社 2000
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