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映画化されて有名になった本です。ウワディスワフ・シュピルマンの苦難の回想録。
読んでみたら結構、映画と違いました。最後にドイツ人将校の前で弾いたショパンの曲も違います。本ではツメが長すぎて弾けるかわからなかったと記されていますが、確かにそうですよね。映画ではショパンのバラードの1が弾かれていましたけど、あんだけの曲はツメが長いとキツイはずですよね。
ドイツ人将校との会話もかなり違っています。手記を読むと、戦争が終わるまで頑張れとシュピルマンは励まされていますね。
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映画化されて有名になった本です。ウワディスワフ・シュピルマンの苦難の回想録。読んでみたら結構、映画と違いました。最後にドイツ人将校の前で弾いたショパンの曲も違います。本ではツメが長すぎて弾けるかわからなかったと記されていますが、確かにそうですよね。映画ではショパンのバラードの1が弾かれていましたけど、あんだけの曲はツメが長いとキツイはずですよね。 ドイツ人将校との会話もかなり違っています。手記を読むと、戦争が終わるまで頑張れとシュピルマンは励まされていますね。
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ノンフィクションというジャンルはあまり好んでいませんが、本書の飾りの無い文体には感覚を麻痺させるだけの力を感じました。これが本当に20世紀に起きたことなのかと思わず疑いたくなってしまう。
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映画鑑賞後、読了。映像が浮かび、家族との別れの章では涙が止まらなかった。久しぶりに本を読んで泣いてしまった。こんな良い戒め、名著があるにも関わらず、人は戦争をやめない。
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映画『戦場のピアニスト』を観て、シュピルマンの手記を読んでみたくなったため、手にとった。戦後すぐにこんなに冷静に自分の身の回りで起きたことを書き綴ることができることがすごいことなのだと思った。
映画とは違うところもいろいろあった。というより、映画より現実のほうがやはり過酷だった。ゲットーから逃げる時も友人たちが快く手助けしてくれたわけではなかったようだ。様々なことを理由に断られてしまっていた。その時の心境を想像しようとすると、本当に心が痛い。
この手記は、どう生き延びたかまでであり、その後、シュピルマンがどう生きたかには触れていない。息子さんが書いたものも引き続き読んでみたいと思う。