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紙の本
現在の劇場や音楽ホールの問題点を指摘,これからの劇場の計画と運営に必要な考え方を提案する
2000/10/06 15:18
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投稿者:ブックレビュー社 - この投稿者のレビュー一覧を見る
全国各地に存在するさまざまな劇場-音楽専門ホール,演劇専門ホール,多目的ホール。その多くは,必要以上にコンピューター管理されたり,照明や音響がやたら豪華といった過剰設備で,劇場を使用する演者や観客の利便性を考えていない「かたい劇場」だと筆者は説く。これからの劇場は「やわらかい劇場」と「やわらかい運営」を兼ね備えた「新多目的ホール」がいいと提案する。
「やわらかい劇場」とは,演者と観客が一体になれるように客席と舞台との境界をあいまいにし,配置を自由に変えられる劇場のこと。設備はできるだけシンプルなのが望ましいという。「やわらかい運営」とは,劇場を建設する自治体や企業主導の運営ではなく,市民がボランティアで参加できるようにしたり,各地の劇場が共同でネットワークを形成して情報交換したり,イベントを共同で実施する運営である。本書は,劇場の建設や運営にあたる人が参考するだけではなく,一般の人も身近な公共ホールを見直すのに役立つ。
(C) ブックレビュー社 2000
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