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紙の本
異端者としての晴明。
2017/07/01 19:20
0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:うりゃ。 - この投稿者のレビュー一覧を見る
以前、夢枕獏氏編集の晴明アンソロジーで、一部だけ収録されていたものを読んで以降気にかかっていた内容。
あのシーンからこう展開したか、と思う一方、平安京と大内裏の図が読みやすく掲載されているのと照らし合わせながら読めるのがとてもよい。
紙の本
孤独な陰陽師
2002/07/02 16:14
1人中、1人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:TAIRA - この投稿者のレビュー一覧を見る
題名の通り、安倍清明が主人公の物語。陰陽師ブームの波に乗り、一時期大量に出された天才陰陽師、安倍清明の活躍を描いた本たちと違い、この作品は自分の力に悩む人間としての清明を描いている。
呪力で人々を呪う一言主との戦いを描いた、清明がまだ少年の頃の話「暁の星神。」
青年になった清明が、陽成院の霊にとりつかれてしまう「鬼哭」の全2編を収録した完全版。
人間に成りきれず、だからといって鬼にも成れない清明の苦悩と悲しみが、読んでいて切ないです。
紙の本
人間としての葛藤を描く
2001/03/19 23:48
1人中、1人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:藍桐 - この投稿者のレビュー一覧を見る
安倍晴明といえば人間離れしていて超人的というイメージがあるかもしれませんが、この作品はそうではなく、晴明が超人的な力を持ってしまった人間として苦しみ、悩み、そして成長していく物語です。
まだ少年の域を出るかでないかという年頃の晴明は自分の力とそして回りの自分に対する視線、態度に戸惑い、悩み、苦しむ。でも、まだ若いからこそそうやって悩みながら成長していきます。物語の最後で成長した晴明が完璧な人間でも陰陽師でもないところもこの物語の魅力の一つかもしれません。
ティーンズノベルのイメージが強いソノラマ文庫から出たものを一冊にまとめたものらしいですが、この作品に限ってはティーンズノベルの印象を全く感じません。陰陽師もののファンの人にも時代小説のファンの人にも楽しめる一冊だと思います。
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