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紙の本
「情」をもって人を掴む
2000/08/09 17:07
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投稿者:チョーキング - この投稿者のレビュー一覧を見る
竹村さんにはたくさんの友人がいる。その交際の広さには驚かされる。本書は、その竹村さんが人間関係の極意について書かれた本だ。
まず興味深いのは、いろんな著名人の人間関係についてのエピソードがいくつか紹介されていることだ。田中角栄やソニーの盛田昭夫、宮沢喜一、サッチャーなど、顔の広い竹村さんならではの話が面白い。特に宮沢喜一氏とクリントン大統領の話は、人間関係がいかに国際社会においても重要かを教えてくれる。
それではそれほど大事な人間関係をどのように築くか。それは、「情」を持って人に接することが重要だと書かれている。情に篤いといえば日本人だ、と思いがちだが、本書を読むとそうではないのではないかと思ってしまう。情に篤いはずの日本人がどんどん会社の従業員を解雇している。お礼の言葉にしても美辞麗句ばかりで心がこもっていない。また、もののやりとりにしても高価なものにこだわる。
本書のいうように、日本人は本当の「情」というものを見直した方がいいのではないか。竹村さんのように真心を持って、いわば裸のつきあいで人と接することが非常に重要なんだと感じた。
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