紙の本
西洋鎧を知る最良の一冊
2001/08/20 11:55
3人中、3人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:sfこと古谷俊一 - この投稿者のレビュー一覧を見る
西洋甲冑の制作を長年続けてきた著者による本です。西ヨーロッパの手持ち武器と鎧の変化を、古代から近世まで豊富な図版で解説する本です。主に鎧の解説に力が入っています。これだけ鎧には時代ごとによる変化があったのか、ということに感嘆します。
各部の分解図や拡大写真、詳細な名称などが豊富ですから、鎧で武装した人間を描きたい人にとっては垂涎モノだと思います。解説も豊富で、資料としての変遷図や用語集なども充実しています。用語集は索引としても利用でき、資料用として便利です。
値段は高いですが、騎士鎧について詳しく知りたい人は、通俗解説本を数冊買うよりも、この本のほうがずっと良いと思います。
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日本で一番詳しい西洋甲冑の教科書です。歴史の流れに乗っての説明が細かく書かれています。各部位の名称や装飾、色の出し方などの記述もありました。あまりたくさんではないモノの、写真もとても綺麗で、見とれてしまいます。ことあるごとに眺めています。
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ベルセルクの三浦健太郎氏も絶賛の西洋甲冑の事典。
かなりの分厚さで読み込むのは時間かかりますが・・・
事典、というだけあって理屈や歴史から学べます。
もう少しカラーであると嬉しかったのですが、これ以上の値段になると中々手が出ないのでそれはまた別の本で(苦笑)
必要な時のために常に本棚に欲しい代物です。
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ヨーロッパの甲冑や武器の解説書です。
時代は先史時代からルネサンス辺りまで。
使用されていた時期の他にも、名前が複数の国の言葉で載ってたり、
部位の名前まで解説してあったり解説はかなり詳細。
パーツごとに分かれてる図もあったりするので構造も理解し易いです。
武具だけでなく、時代背景や軍の制度の説明なども書かれていて、
資料としても役に立ちますが、読み物としても非常に面白いです。
巻末には形状の変遷の図なんかも載ってます。
索引はギリシア語、ヨーロッパ語、日本語で分かれているのでなかなか引きやすいです。
西洋史好きなら、是非一家に一冊。
ほとんどモノクロですが、最初に16ページほどカラーの絵や写真が載っています。
ただ、値段が高めなのと、絵も結構ありますが、文字が多めなので
絵を描く際の画像の資料にするには向かないかもしれません。
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タイトルの通り、西洋の甲冑や武器を集めた事典。甲冑をメインに、時代、国による変遷を書く。甲冑の構造や装着の仕方が載っていて、大変参考になる。ただなぁ…高いんだよなぁ…滅多に描かない甲冑のために税込み5kオーバーは厳しい
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世界史を良く知らない私は、歴史背景をつまみ読みしながら、
鎧のしくみも理解できちゃう感じで、けっこうなお得感がありました。
カラー写真がもっとあると、嬉しかったかなあ。
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武器とタイトルにありますが、甲冑が主です。
(武器は海外から国内へ持ち込めないため、あまり資料にできなかったようです)
海外の博物館などに展示されている甲冑写真が非常に大きく載っています。
著者自作の甲冑写真など、あまりある愛が感じられます。
パーツごとに非常に細かく解説がされており、趣味としての鑑賞はもちろん、創作の際などの参考にもなると思います。
ただカタログとして見るにはカラー写真も少なく、もう少し写真が多ければ良いのに、とも思います。
武器の時代ごとの変遷図も非常に面白いですが、それぞれの図の差異が小さすぎてよくわからなくもあります。
名称だけでなく違いも補足してあれば良かったと思います。
(ただし、本文の武器解説をよく読み直せばわかるのかもしれません)
380P程度ありますが、うち80Pくらいは索引です;
本資料に載っていないようなものも、索引には記載されていますので辞書としての用途も考えられているようです。
でも単純なアルファベット順なので使いにくい。
索引が道具別、国別、または和名別だったら調べやすかった気がします。
良いところもあるのですが、残念に思うところも多い。
値段ゆえにハードルが上がっているのかもしれません。
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資料用に。
古代~ルネサンスの武器・兵器・防具について解説。
「マクシミリアン式甲冑の構造」では甲冑の内部の写真まで
載っているので、構造がわかりやすい!
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仕事の資料として借りたんだけど、結構面白い。
甲冑の歴史とか一通り把握しとくと、役にたつかも(マニアックな仕事だけに)