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新選組後の斎藤一を描いています。ちょっとした冒険活劇。でもなぜ斎藤さんがそれらの冒険をしなくてはいけなかったのかが最後に明らかにされて読み味すっきりな本でした。
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風光るが発端の個人的幕末ブームにより読んだもの。
ちょっと、突拍子無いんでは?と思う部分もあるものの、かなり楽しめた一冊。明治維新って、幕府が無くなって、すっきり片付いたわけではなかったのね・・・。
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斉藤一改め一戸伝八(途中更に改め藤田五郎)の明治大冒険…みたいな印象。ちょっと相馬の名前が出てきた気がします。
新選組要素よりは会津で明治。
長かった…
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斎藤一が主役の明治維新後の話…っていうだけで期待して読んだけど、期待以上に面白くて満足。時尾は妻の鑑だな。
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中学時代に読んだのを、文庫版で再読。前よりも内容がよく理解できるようになってる分楽しめました。瀬戸内の海賊連中と共に半年も生活するのはちょっと無理があるように思うけど、全体的に面白かったー。明治になっても武士は武士、な斎藤一改め藤田五郎が強くてかっこよい。奥さんの時尾の、内助の功っぷりがすばらしい。「拙者」「〜いたす」「〜まいる」「〜ござる」などの言い回しがステキ。「無頼」とはいうけれども、それは明治新政府の立場から見ての「無頼」であって、本人は己の道を貫いているだけだ。古きよき日本人だと思う。
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内容(「BOOK」データベースより)
新選組三番隊長・斎藤一は、鳥羽伏見の敗戦後も官軍に抗戦、奥羽戦役では会津藩に身を投じて戦い抜く。維新後は藩と命運を共にし、滅藩、斗南移住の苦難を経て、正式に藩士となった斎藤一は、薩長藩閥政府に抵抗を続ける旧会津藩士・高津仲三郎の足跡を追う。東京、大阪、京都、御五神島、佐賀、東京とたどるうちに、不平士族の反乱が続き、彼らの立場に同情を寄せ、陰ながらその支援に生きる道を求める。時代の変化に屈せず、あくまで己の節を曲げなかった斎藤一の生の軌跡を追い、敗者の視点に立ったもう一つの維新史を描いた長編時代小説。
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この作品のお陰でさらに斎藤さんのファンになりました。
他の作者の有名作品でも斎藤一が書かれていますが(ほぼ同時期に読んだので) 全然違う印象です。
斎藤さん(一戸伝八)とその妻時尾さんのラブラブっぷりにもニヤニヤしてしまいます。
戊辰戦争後の会津藩の話も書かれていますので、新選組にかかわらず、その時代の様子が少しイメージ出来ました。
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新選組三番隊長・斎藤一は、鳥羽伏見の敗戦後も官軍に抗戦、奥羽戦役では会津藩に身を投じて戦い抜く。維新後は藩と命運を共にし、滅藩、斗南移住の苦難を経て、正式に藩士となった斎藤一は、薩長藩閥政府に抵抗を続ける旧会津藩士・高津仲三郎の足跡を追う。東京、大阪、京都、御五神島、佐賀、東京とたどるうちに、不平士族の反乱が続き、彼らの立場に同情を寄せ、陰ながらその支援に生きる道を求める。時代の変化に屈せず、あくまで己の節を曲げなかった斎藤一の生の軌跡を追い、敗者の視点に立ったもう一つの維新史を描いた長編時代小説。
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明治になってからの斎藤の物語。斎藤はこんなんじゃない。と思いつつも非常に面白く読めた。会津がどんな悲惨な目にあわされたかよくわかるし、薩長は一体何様なんだと、色々考えさせられる。
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ちょっと新選組の斎藤一のイメージと違った気がする。人付き合いが良い好青年って感じ。 大河ドラマが好きやったんで、自分の中では斎藤=オダギリジョーなんですが、藤田五郎となれば警官の帽子を被った姿を思い浮かべます。しかし、耳の事が書かれると途端にミスタースポックか嶋田久作を思い浮かべて読んでしまいます。京都で島田魁に会った時からはオダギリジョーで読みました。島田は照英です。 西南戦争の件はあっさりしてたので肩透かしでした。やっぱ新選組時代を読みたいな。