- 現在お取り扱いが
できません - ほしい本に追加する
マイセン 秘法に憑かれた男たち みんなのレビュー
- ジャネット・グリーソン (著), 南条 竹則 (訳)
- 税込価格:2,310円(21pt)
- 出版社:集英社
- 発行年月:2000.2
- 発送可能日:購入できません
- 予約購入について
-
- 「予約購入する」をクリックすると予約が完了します。
- ご予約いただいた商品は発売日にダウンロード可能となります。
- ご購入金額は、発売日にお客様のクレジットカードにご請求されます。
- 商品の発売日は変更となる可能性がございますので、予めご了承ください。
3 件中 1 件~ 3 件を表示 |
紙の本
2000/6/27地方経済面
2000/10/21 00:15
0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:日本経済新聞 - この投稿者のレビュー一覧を見る
現在はマイセンといえば、高級磁器の代名詞だが、当地で磁器生産が始まったのは十八世紀のことだ。欧州の王侯貴族は中国の景徳鎮や日本の有田の焼き物を競って買い集め、それを忠実に模倣することで技術を固めた。本書はその「マイセン」誕生の歴史を、磁器に憑(つ)かれた者たちの物語として説き起こしている。
磁器に魅了され、六百騎の騎兵隊と壷(つぼ)を交換するザクセン選帝侯と、そこに連れてこられた錬金術師。野心的なデザイナーや造形美術家の盛衰——。手軽に磁器が手に入る現在からは想像しにくいドラマがあった。
原題の直訳は「秘法」。賢者の石を生み出す技術のことだという。
(C) 日本経済新聞社 1997-2000
3 件中 1 件~ 3 件を表示 |