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紙の本
2000/5/8
2000/10/26 00:22
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投稿者:日経ビジネス - この投稿者のレビュー一覧を見る
昨年から、国内の病院で医療ミスが相次いで表面化している。最近まで、日本はどこでも一定水準の治療が受けられると考えられてきたが、どうやらそれが怪しくなってきた。
米国で40年以上医療に携わってきた著者にとってみれば、日本の医療現場は危なっかしく映る。事故や誤診を引き起こすのは構造的な問題と指摘している。
例えば、薬の問題。ひどい患者になると1日10種類以上の薬を服用していることがあるが、実は血圧を上げる薬と下げる薬を知らずに飲んでいるケースもある。こうした飲み合わせはもちろん体のために良くない。
また、日本ではほかの国では認可されていない約100種類の薬が販売されている一方、欧米で一般的に使われている薬の数多くが未発売となっている。つまり、国内で使用されている薬は国際標準からずれているのである。厚生省の対応の遅れ、医者の未熟さ、患者の無知などが絡み合い様々な問題を引き起こしている。それを患者に接する医師の立場から、わかりやすく指摘している。
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