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映画『プライド 運命の瞬間』の原作本。東条英機については色んな話があり、こいつは人格障害者じゃねぇのかという感じを受けるほどだ。
彼を身内からの視点で描いた本。未読。
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太平洋戦争を引き起こした張本人、
A級戦犯として記憶される当時の首相「東條英機」
■東條英機最期の手紙
「赤化しないように頼む」
■東條英機最期の日
■解き放たれた日
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映画『プライド 運命の瞬間』の原作本だそう。読み終えて、「プライド」と映画の名前が付いた意味が理解できた。
東条英機の子孫(孫)により書かれた本。
「語るなかれ」という表題に興味を持ち、読んでみた。
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デスハンギング!
と言われた瞬間、東條英機はニコリと微笑んで、頷いたらしい。
その瞬間を収めた動画を探したんだが、見つからないな。
その逸話に凄まじたを感じた。
戦後50年ほどたったあたりから、当時の情報が解禁され始めたという。
歴史感も少しずつ変わっていくのかもしれない。
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本多勝一 著『中国の旅』を読んだあとのこの本のレビューはきつい。日本軍国主義の象徴とも言える東条英機の孫娘が家族の歴史を語る。正直どう評価していのやら、同情するにしてもしないにしても、当時の日本人に対して同じ日本人として息通りを感じる。
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今年は終戦70周年といふことで、かかる書物も再び注目を浴びてゐるやうです。
東條英機と言へば「A級戦犯」の代名詞のやうな人。しかし近年の「東京裁判」への風当りは散々なもので、東條再評価も進んでゐると聞いてをります。わたくしも東京裁判の正当性につきましては疑義を差し挟みたい一人なのですが......
さういふ風潮を良いことに、お坊ちやん宰相が無邪気にも新たな「談話」を発表するとか。よせばいいのに。それでなくても、最近の日本礼賛傾向には「ちよつと違ふのではないか」と感じてゐるところです。
まづ本書には、東條英機その人の実像とはどんなんか?を知りたいといふ目的がありました。しかし考へてみれば、東條処刑の時にまだ9歳の著者に、その任は重すぎたと申せませう。無論著者本人の責任ではありません。
本書はあくまでも東條の孫娘たる著者の半世紀とでも呼ぶべき性格のもので、東條英機の肉親であるばかりに迫害を受け続けた苦難の経験が綴られてゐます。著者の父は勤務先から馘首され、再就職したくてもイザコザを恐れた企業ばかりで、無職の時期を過ごす羽目になります。
また著者の兄は、学校で担任を引き受ける先生がゐなくて、無視され孤独の日々を過ごしたとか。よくグレなかつたものであります。それもこれも、東條英機の教へ「沈黙。弁解せず。一切語るなかれ」を忠実に遺族が守つてゐたことの証左でありませう。もつともこの一冊で、かなり語つてしまひましたが。
身内からの視線ですので、まあ目の曇りも、身贔屓もあるでせう。それでも隠れてゐた現代史の一面を明らかにしたといふ意味で、一定の価値を持つ書物と申せませう。
ところで著者の生誕時の名前は「東條淑枝」らしいのですが、「岩浪由布子」「東條由布子」なる名前も混在してゐます。単なるペンネームなのでせうか。どうでもいいけど。
ちよつと今夜は呑み過ぎました。わたくしにしては珍しいことです。
布団が恋しいので、ここでご無礼いたします。
http://genjigawa.blog.fc2.com/blog-entry-537.html
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太平洋戦争において、東条英機は悪者というイメージを持っていたのですが、ある日ふと「自分自身で調べたことがない」ことに気づき、この本を手に取りました。
祖父である東条英機、そして祖母の立居振る舞いが敬意を込めて淡々と書き綴っています。
そして、文章から感じる東条英機像は「自分に科せられた使命は命をかけて全うする」でした。
その気になれば、責任から逃れることもできたかもしれないのに、粛々とその日に向けてすべき事をする潔さには心を打たれました。
残念だったのは、祖父の話を書き終えた後に、筆者が自身の思いや活動を綴った文章と内容が違いすぎたことでした。
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大東亜戦争の元凶とされることもある東条英機元首相の孫娘による回顧録。批判されることも多い人物だが、身内から眺めた姿は真っ当な人であったことがわかる。ただ、身内から見てもわかる厳格さが結果的に道を間違えてしまったのも事実。
終戦後はある意味スケープゴートにされた面もあり、大衆の彼や彼の家族に対する反応は半分は仕方ないようにも思うが、昔も今も変わらずこういう極端な反応をする日本人の姿が悲しくなる。
彼を冷静に評価できる日は来るのだろうか。
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東條英機の孫娘さんが書いたもので手紙や俳句などが多く紹介されている。中国人留学生との交流について、筆者が留学生の立場を心配してることに対し留学生は「天安門事件のころとは違うから大丈夫」と答えている。本書が中心に描いている戦後間もなく、本書が書かれた平成初期は十分に時代が離れているが、今またそこから三十年近く経っている。それぞれの時代の雰囲気について色々考えさせられた。
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この星の数は、この本に賛同するかどうかとは無関係です。
今年の終戦の日あたりに、『永遠の0』を読みました。戦禍を生き抜き、家族にもう一度会いたい一心の主人公の物語を、読んでしまった後の本書には、同情すらありません。
東條家の苦労もあったとはいえ、戦中戦後に苦労のなかった方はいるのでしょうか。自分たちだけが、という思いがあることに不快を感じました。大多数のもっと生きたかった若者の思いに対しては?
最後に著者はペンネーム?本名じゃないのは、なぜ?と思いました。