投稿元:
レビューを見る
「天国までの百マイル」など心温まる作品を書く浅田次郎さんのエッセイ。作品に出てくるベランメェの役は本人だったのね。
投稿元:
レビューを見る
本人のあとがきから抜粋。「エッセイとは概してつまらないものである。中学生の頃であったろうか、方丈記とか徒然草を学んで、なにゆえこのように面白くないものが・・・かくてのの疑念は私の文学的トラウマとなり・・・兼行法師も鴨長明もくそくらえの、ぶっちぎりエッセイをかっとばしてやろうと手ぐすねひいて待っていた」はい、確かにぶっちぎりであります、先生。
投稿元:
レビューを見る
長編小説を読んだあとには、一息。浅田次郎のエッセイは素晴らしい!!10年以上前のエッセイだけど人間の心には時代は関係ないのだよ。朝起きてトップスのチョコケーキを1本、昼に大福、おやつにミスド4つ、お酒の飲めない浅田さんはウーロン茶を何Lも飲んでは銀座の町を遊んだりと。
おもしろい浅田さんのプライベートが明かされる。元自衛隊員だった浅田さんのストイックな朝のメニューも62センチという脅威のアタマのでかさも、はげアタマも包み隠さず心で文章を書いてると、こんなに暖かい気持ちになれるんだねv短編エッセイ集なので、気分転換になるし。楽しく明るい気分になれるステキなステキなエッセイ。
投稿元:
レビューを見る
おもしろくて、ニヤニヤしながら読んでしまう…たまに時事的なことが書かれてると、分からなかったりするけど、おもしろい☆
投稿元:
レビューを見る
一応持っているので読んだけれど、
疲れた。
確かにおもしろおかしく書かれているし
毎週一本づつ読むくらいならいいかもしれないけれど、
なんか無理があると言うか、
濃すぎて苦手かなー。
投稿元:
レビューを見る
09/09/26
基本思いやりのある元・無頼漢のエッセイ。沖縄問題について書くなど硬骨漢でもあり好感が持てる。
投稿元:
レビューを見る
このシリーズ、だいぶ好き。
どっちかっていうと、前の『勇気凛凛ルリの色』の方が印象深いけど、
『メトロに乗って』も『蒼穹の昴』も読んだことないけど、
これ読むと、「人間が書いてる!!!!」て思う。
すーごくおもしろいし、考えさせられるし、ウルっとくるし、唇を噛みしめて憤るし。
この人の頭の中が、感性が、だいぶ好き。
山川君、貸してくれてありがとう!
危うく私物化しそうな勢いだったけど、必ず返します。。。
投稿元:
レビューを見る
浅田次郎の勇気凛凛ルリの色 四十肩と恋愛を読みました。勇気凛凛ルリの色の続編です。今回も下ネタあり、政治に対する批判あり、喫煙権の主張あり、楽しめました。「方言について」の項目では、気がついてみると浅田次郎が育った頃の東京方言が滅びていた、ということが書いてありました。そうか、標準語は東京方言じゃなかったのか、と思うと仙台弁のページの記述を変えないといけないなあ、と思った次第です。
投稿元:
レビューを見る
結構重い話のほうが比率が高かった気が。
沖縄問題の時は子供だったんでそんなことがあったのか…!という感じ。
やっぱり電車の中で笑いそうになって口がムズムズ…。
尻跡…ケーキ一本食い…すごすぎる。
銭湯で子供を叱る大人がいることに安堵した。
投稿元:
レビューを見る
前巻?同様、電車の中にいるにもかかわらず声をあげて笑ってしまいそうな話もあれば、思わず涙腺が緩みほろほろ涙が出てしまう話ありで一気に読んでしまいました。
時事問題や政治に関する問題などは当時私が子供でなんとなくしか覚えていない(もしくは憶えていない)問題も多かったので度々はっとさせられました。そして私がいかにのうのうと甘やかされて生きているのかも気づかされる一冊。
そんな風にはっとさせられたりしんみりしたりする話の隣に、まわりの目を気にせず笑いだしたくなる話が並んでいるのがまたこのエッセイの素敵なところですね。長い編集者生活の結果、話す言葉まで文章化してしまい語尾にハートではなくスペードがついてしまうだなんて普通思いつかない!でもその表現のおかげで女史の人物像が想像しやすくなっていてやっぱり小説家だなぁと思ったり。
投稿元:
レビューを見る
エッセイ。シリーズ第2段。合間合間にちょっと読みしたので、読了に数か月費やしてしまいました。エッセイ中の浅田氏のように、怒るべき時(相手・物)にちゃんと怒れる大人って、なかなかいないですよね。実際。
投稿元:
レビューを見る
このシリーズは、日々徒然なる些細な出来事の中に、巧みに氏の倫理観が埋め込まれていて、まぁ、すべてが納得できるわけではないが、読み手に優しく考える時間を与えてくれます。そしてとにかく面白い。
「禿」「巨頭」ネタはずるい・・・。自虐を通り越し、愛すら感じます(笑
投稿元:
レビューを見る
出張の帰りの飛行機の中で読了。
難しいことを考えることなく、肩の力を抜いて読むことの出来るエッセイであり、気軽に読める。
テーマ選定と内容については必ずしもすべてがすんなり腑に落ちる訳ではないが、それも人それぞれ致し方ない。
作者の変に格好を付けていないところがとっても惹かれる。
次のエッセイも続けて読みたい。
投稿元:
レビューを見る
1995-1996年のエッセイ第2弾。
身の回りの自虐ネタとしてシリーズ化する巨頭、霍乱のほか、
競馬や出版業界での日常を笑いとともに書き綴るなかで、
沖縄基地問題(米兵暴行事件)、阪神大震災などが
時事ネタとして取り上げられている。
笑える楽しいエッセイのなかに、
時たま織り交ぜられた時事ネタはピリリとして目が覚める。
本人が目指すところの縦横無尽のぶっちぎりエッセイ集である。
投稿元:
レビューを見る
―――キワモノである。下品である。悪意と偏見に満ちている。
全然やすらぎを与えない。エッセイの本義に悖(もと)る──
と自らの文章をも毒舌をもって語る人気の直木賞作家が、喜怒哀楽を包み隠さず吐き出した痛快エッセイ。
実は読むと、やさしい人間臭い視点で世の中を捉えた
涙と笑い、感動がいっぱいつまった1 冊。
浅田次郎エッセイ第二弾
やっぱり文章うまいなー
真剣に読ませると思ったらそばから「フッ」って笑わせる
浅田次郎の文章を読むたびに
あぁ、俺は日本の男なんやなぁってむちゃくちゃ意識する
誇りを持って生きたいと思うようになる一冊