- 現在お取り扱いが
できません - ほしい本に追加する
- 予約購入について
-
- 「予約購入する」をクリックすると予約が完了します。
- ご予約いただいた商品は発売日にダウンロード可能となります。
- ご購入金額は、発売日にお客様のクレジットカードにご請求されます。
- 商品の発売日は変更となる可能性がございますので、予めご了承ください。
1 件中 1 件~ 1 件を表示 |
紙の本
2000/4/1
2000/10/26 00:22
0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:日経レストラン - この投稿者のレビュー一覧を見る
100年以上続く老舗企業に焦点を当て,長寿の秘密をひも解く。例えば,江戸時代の呉服屋から発展した大丸の社訓は「先義後利」(義を先にして利を後にするものは栄える)。呉服屋の時代は顧客の顔や家族構成が頭に入っていて,新しい反物が入ると「あの人に似合うから勧めよう」と,すぐに顧客の顔と結び付けることができたという。著者は「そういう商売の原点を忘れて,顧客の顔が見えなくなったところに今日の苦境があるのかもしれない」と述べている。これは飲食店にも当てはまるのではないか。
もっとも,顧客主義などの理念だけでは老舗企業にはなり得ない。「変わらないもの(伝統の継承)」と「変わるもの(革新)」を見極め,必要とあらば大胆な変化もいとわないことが,寿命を長くするという。飲食店になじみがあるところでは,酒造メーカーの小西酒造や帝国ホテル,和菓子の小布施堂などが掲載されている。
Copyright (c)1998-2000 Nikkei Business Publications, Inc. All Rights Reserved.
1 件中 1 件~ 1 件を表示 |