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深夜に急に恋人に会いたくなったあなたは、
そこからタクシーをとばす勇気があるか??
というのを始め
興味深い話ばっかりです。
恋愛中心のエッセイ。
「あるあるある」って思いながら
読みました。
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角田光代さんが角田光代さんとしてデビューしたての頃に出版されたエッセイ集。いや〜、若い、若い。今の自分より若い角田さんが書くエッセイは、若くてまっすぐで清々しい。読んでいてこちらが照れてしまうくらい。何事にも一生懸命だった、自分の若き日々を思い出して、懐かしい気持ちになりました。[2005.3.13]
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角田さんの小説は何冊か読んだけど、今日読んだこのエッセイ集がいちばんよかった。恋愛のことをメインにあれこれ書いてる。ただ角田さん自身の恋愛っていうより、友だちの恋愛エピソードが多い。そのおかげだろうか、ちょうどよい距離感で書かれることになった。くどくどしてないから、いっぺんに読めた。
読んでる途中「だっせえな角田。こんなベタなこと書くなよ」と思いつつも癒される自分を発見して困惑した。でも全然好きじゃないよ、こんな本。くだらなーい。あれだよ、こんなエッセイ集のこと、愛してるなんていうわけないだろ。(けー)
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わたしは、愛してる人には愛してるって惜しみなく言う。好きな人には大好きよって言い続ける。「あなたが好き」ってことはさ、わたしはあなたを応援していますっていう意思表示だと思うんだ。だから、好きだって言うことは負けなんかじゃなくてね、恐れるべきことなんかじゃなくてね、もっとみんな言い合えばいいと思うんだよね。それはもう自分の中ではずっと変わらないこととしてある。
角田光代が「愛してるって言った方が負け」「恋愛は勝ち負けだと思う」ってこのエッセイの中で言ってるんだけれども、それはそういう考え方があるのはわかるし、そう思いたくなるのもわかるんだけど、でも。
どうしてもうなずけないことなんだ。
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題名に誘われました。
でもあたしは愛してるって言うけどね…。
妙に納得しながら、はたまた励まされちゃったりしながらスラスラ読めました。
あたしのオススメ。
『無駄じゃないよ』『日常生活におけるデエトの重要性について』
なるほどね、って感じ。
『勇気を出してラッシュに乗るための様々な考察』
これ通勤電車の中で読んで、ちょっと電車に乗ってるオッサン達が可愛く見えました。
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角田さんのエッセイ。角田さんのエッセイはとっても面白い。まず、これの場合はタイトルからして、面白いに決まってるだろっていう。最近はいいなぁって思ったところのページには折り目をいれているのだけど、角田さんのエッセイは折り目ばかりになる。この人は淡々と言葉を紡ぐ。なかなか言葉にならないところを。気づいているけれど、見過ごしがちなところを。(05/10/8)
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レビューはブログにて。
http://tempo.seesaa.net/article/41407689.html
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角田光代さんが昔々(20代の頃)に書いたエッセイ集。
今でこそ輝ける(?)直木賞受賞作家の角田さんだけど、20年前はフツーの、なんというか若気の至りで無茶もやっちゃう悩める女の子だったようで、まるで友達のブログを読むような感覚で読めた。
パンチパーマの一件は申し訳ないけど爆笑した(でも角田さんが描いてる街って、すごい古くてダサい田舎っぽく描かれてるんだけど、実は私が住んでる辺りなんだよね・・・笑)。
一番印象に残ってるのは、「すべてが無駄じゃない。みっともないことも、負けず嫌いも、でもやっぱり負けちゃうことも、行き場のない思いも、無駄じゃない。」という文章。
ありきたりだけど、今の自分には結構効く言葉でした。
行き場のない思いも、結論が出ないまま延々続く自問自答も、焦りも羨望も、そこから実りがあるかは分からないけど、無駄じゃないと信じたい。というか、信じておかないとやってらんない(笑)。
冒頭にも「友達のブログのよう」と書いたけど、なんか、身近にこんな女友達がほしいな〜と思わせる一冊でした。
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ココロの動きや感情の細かな部分を表現するのが
上手な人だと思う。
ただ期待しすぎたせいか、読み応えはイマイチ。
この方の文章、もっといい意味での色気や雰囲気があれば
きっともっと好きなんだろうな...
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私も、大好きで大好きでたまらない人を目の前にしたら、照れちゃって恥ずかしくてでもそんな自分を見せたくないから強がっちゃって「愛してるなんていうわけないだろ」って視線をそらして顔を真っ赤にして言うんだろうなあ。わかるよ、角田さん、このタイトル。そしてタイトル通り、主に恋愛にまつわるエッセイです。
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18年も前のエッセイ集なので、全体に「若いなぁ〜」と
作者本人でもないのに、昔の自分の日記を読んだときのような
気になって、ほほえましく感じてしまった。
恥ずかしいとか、もうそういうのをこえて、
もう今はこういう感じ方や考え方はできないだろうなと
自分のことながら、ちょっと他人(年下の友だち)を
見るような感覚で、かわいくなっちゃうというか。
なので、9年前に文庫版が出たときに追記されたあとがきも、
やっぱりそう思うんだな、と頷きながら読みました。
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空き地で花火をして大声で笑い、終電のプラットホームに声を響かせて走り、夜の闇に声を溶かすように尽きない話をし、言えなかったことや悲しいことを手紙に書き―。時間を気にせず靴を履き、いつでも自由な夜の中に飛び出していけるよう…恋人のもとへ、タクシーをぶっ飛ばそう!
いらいらしてくると、小さな幸せがまるで拾えない。小さきものに幸せは宿る。ふと好きな人が隣に並ぶといったように。恋愛なんて何でもありだ。だけど自分が思うほど自分たちの恋愛はかっこよくないものだ。
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エッセイだった。驚いた。物語のつもりで読み始めたので。
角田さんのエッセイ大好きです。
今回も読みやすくて、時折しんみりと深くて。普段なんとなく感じてなんとなく喜怒哀楽している感覚がしっくりとくる言葉で表現されていて心地よいです。
けど角田さんのエッセイでここまで恋愛色の強い本を読んだのは初めて。山あり谷ありで結構破天荒な方ですね。
けど私はどちらかというと日常小話のほうが好きだ。
パンチの話は電車の中でぶほってなって困りました。
ほんとすごい人だ角田さん(笑)
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分かる分かると共感できるエッセイ。
一気に読めます。感動します。そして、いっぱい傷ついても、恥ずかしい事をしても、何もかも『無駄じゃない』と素直に思える。
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若い頃の作者のエッセイ集。
タクシーのおじさんの、『「デブ、はげ、ちび」このどれかが当てはまってればそれはやさしい男です。』っていうような台詞。
うちのお父さんのこと?と思って思わず母親にメールした。
それ以外はあんまり記憶に残ってないけど
若気の至り感満載の、読んでいて清清しい一冊。
さばさばしていていいなぁ。