稲妻よ、聖なる星をめざせ！ みんなのレビュー

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投稿者：うつほ　-　この投稿者のレビュー一覧を見る

　ロサンジェルスの下町で暮らす少女アクシュティナ（ティナ）が出会ったのは、現代人の感覚とかなりずれている男オルソー・ビアン・セレイだった。ティナはオルソーの行動を疑問に思いつつもなんとなく受け入れてしまう。オルソーの奇妙な言動。それもそのはず、オルソーは事故によって未来の世界から来た、ジャグ戦士だったのだ。彼のジャグ機（宇宙の戦闘機）は事故時の衝撃でアメリカの軍施設に取得されてしまい、オルソーはティナの友人たちとともにジャグ機奪回に向かう。
　前作がロミオとジュリエットなら、今作はシンデレラストーリーだろうか。母と頼れる従兄をなくし下町で暮らすティナの前に現れた王子様。たぐいまれなる古代の血を持っていたティナは冒険を乗り切ってしまう。…とはいえ途中の道程は楽なものではないのだが。
　今作では現代のＰＣ用語も結構出てくる。でもって難解な用語とメロドラマ的展開も。