紙の本
なかなか
2020/08/28 12:57
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投稿者:hid - この投稿者のレビュー一覧を見る
何かを数えずにはいられないのはキツイだろうなあ。
トリック?も斬新だった。
ゴミ収集所から勝手にゴミ拾うのって、犯罪だよね?
紙の本
黒川作品 堪能
2017/02/09 16:28
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投稿者:えるべっく - この投稿者のレビュー一覧を見る
1月に黒川さんの講演を聞きました。
ご自分のキャリアから
「後妻業」「疫病神シリーズ」などの
エピソードを交えたとても楽しい講演でした。
で、ストックにあったこの本を
読んだのですが、
より生き生きと脇役の登場人物が
アピールしてくるように感じました。
大阪をベースにした感じの
えげつなさが関西人にとって
心地よく楽しく読みました。
まだ「喧嘩」を読んでいないので
早く読むようにします。
紙の本
異界の妄念、浪速の執念
2001/07/10 23:22
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投稿者:竹井庭水 - この投稿者のレビュー一覧を見る
日本推理作家協会賞受賞の表題作を含む短編集。数に取り付かれた男、色に魅せられた男、ゴミに心奪われた男などのアブナイ人々 vs なにわの警察。
異常な習癖の書き込みに目を奪われがちだけど、俗語バリバリのリアルな警察捜査の書き込みが見逃せない。異常者の突き抜けに頼りきらずに、地に足ついた関西弁の話運び。親同士が決めた「危なさ」と「渋さ」の結婚、といった風情です。
(初出:いのミス)
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内容に惹かれて読んだ一冊。
変わった性癖を持つ人が事件に何かしら絡んでくるのが面白い。映像化されたら面白いと思う。
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日本推理作家協会賞第49回(1996年)短編部門受賞
直木賞候補
受賞作の表題作を含む全5編。
登場人物は計算症、色フェチ、ダスト・ハンティングなど変わり者ばかりだが、読みやすいし面白かった。
なんかずれた感じが気持ち良かったが、伏線が少なくてちょっとあっけない気もした。
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表題作、短編に終わらせるのはもったいないと感じた。キャラクターの作り込みが、すごい。黒川さんの小説の登場人物は、汗の臭いがする。余分な要素を削り落として必要なものしか残していないので、短編になったのだろうけど。もっと彼の話を読みたい。
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ミステリ短編5編。
どの短編も、ちょっと変わった性癖を持つ主人公と、その主人公の周りで起こる事件と、その犯人を追う警察の物語。犯人を探し出すミステリーではなく、「こういう人っているんだなぁ…」という、人間ドラマが面白い。興味と同情と怖さ。
黒川さんの小説は外れなく面白い。
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日本推理作家協会賞受賞の新犯罪ミステリ
あなたの隣のアブナイ人たち、彼らの執着が妄想に変わる時、事件は起こる。
解説:東野圭吾
あまり馴染みのない計算症の青年の行動が鍵となる表題作、『カウント・プラン』、
隣人のゴミに異常な関心を持つ男が持ち帰ったものが証拠となる『鑑』、
など犯罪のその裏側で「何が起こっているのか」を主題にしているといってもいいミステリ短編集。
東野さんによる解説も素晴らしい。
特に「発想の原点がつかみきれない」ことの凄さについて、作家の矜持たるものを語っている。
このお二人はそれを確実に有している。
ミステリ :☆☆☆☆
ストーリー :☆☆☆☆
人物 :☆☆☆☆☆
文章 :☆☆☆☆
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黒川先生が描く
<心のねじくれた人々>には
異常な程の生々しさがあった。
それ故
彼らの周辺で(案の定…)起こってしまう事件は
どろりとした粘着性があり、
解決の為に奔走する刑事達の汗塗れ感が半端なかったのだが、
その<泥ぬぐい>作業はなかなか面白かったし、
落とした後の唖然…と感も楽しかった。
そして、読後ワクワクしていたのが
東野圭吾さんの解説。
本書についての面白さも、当然記してあるが、
私が気に入ったのは、
>最近になって「黒川博行はすごい」と感嘆の声を上げる人が増えてきたが、私にしてみれば、「何を今更」と言う気分だ。
ずっと世間に対して言いたかった言葉を、やっと言えて、ホッとした東野さんのお顔が目に浮かぶ様であった。
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ある友人と話した際、互いに読むジャンルが違うね、という話になった。
その友人は「僕の好きなのは、パズルみたいな本。最後にピタッとすべてにピースがはまるのがいい本。あんまり感情がどう、というような話は苦手。」と言っていた。
この本は多分、そっちの本。パズル的なんだと思う。
私はそんなに好きではない。
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黒川博行が、偏った人間と、その周辺で派生する事件を扱った短編集。
切り口と展開は斬新でよかったが、『文福茶釜』や『離れ折紙』ほどの鋭さがない。読む順番を間違えたか。
それでもやはり、“大逸れてなさ”がよい。ほぼ予想通り、あるいは予想外でも醒めない程度にフィットする感じは、他の作家ではなかなか真似できないはず。
特に「鑑」はよかった。短編ながら物語をあえて派手に広げ、一気に加速して終息する感じは、お手本の一つのだと思った。
巻末、東野圭吾の解説もよい。さすがというか、やや自分本位な解説ではあるが、著者の魅力を端的にまとめていると思う。
最近ハードボイルド長編の方にウェイトを置いているようだが、ぜひ短編をコンスタントに書いてほしいところである。
3+
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5作品による短編集。
様々な性癖の人達。
その人達の周辺で起こる事件。
単純にアブナイ人が犯人なのかと思いきや違う。
な〜んだ、残念。
単純じゃないとこで、読み直しながら読み終えた。
'16.08.18読書完了
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目に入ったものを数えずにいられない計算症の青年や隣人のゴミに異常な関心を持つ男など5話からなる短編集。
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やっぱり短編好きじゃないな〜。
表題のカウントプランが1番面白かった。.
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ハードボイルドの今の作風になってきました。短編集なのであっという間に読めます。展開は想像できますが独特の描写が楽しめます。
大阪と東京はずいぶんと文化が違うんだろ思いました。
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オモロない。
毎話毎に登場人物の刑事の名前が変わり、覚えられへんがな。長編でじっくりと読ませる方がええでい