紙の本
証券アナリストの真実を知る格好の本
2001/03/16 23:29
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投稿者:塩津計 - この投稿者のレビュー一覧を見る
本書はかつてカリスマとさえ呼ばれたファンドマネージャーがその絶頂期に書いた本。この本を書いた直後彼の推奨した銘柄は大暴落。彼が運用していたジャーディンフレミングのファンドも大暴落し、後を引き継いだ担当者を地獄に突き落とした。日本のファンドマネージャーのなかでも別に対したことのない人物をただ時流に乗っていただけなのにカリスマ、天才と持ち上げた日本のマスコミのレベルの低さの責任も重い。ネットバブルの時、どういうことで人々が踊り踊らされたのかを知るには格好の反面教科書。
紙の本
2000/6/1
2000/10/26 00:22
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投稿者:日経レストラン - この投稿者のレビュー一覧を見る
「トイレの汚い会社への投資は必ず損をする」「自分の会社の話をすると興奮してくる社長は信頼できる」——。投資信託の運用担当者(ファンドマネジャー)として,30代前半の若さながら,すでに業界では「カリスマ」の呼び声も高い著者が,ダメな会社になる兆しの見極め方を教える。
ほかにも「人の話を聞かない社長には投資しない」「質問したら怒り出す社長の会社は負け組企業入りか,すでに負け組企業」「平凡な社長は総論を話し,優秀な経営者は各論も話す」など,思わずドキリとしてしまうような,60の“法則”が紹介されている。
そして筆者は,「ダメな会社はその特有のきざしを多く持っていることが多く,伸びている会社は伸びている会社特有の雰囲気を醸し出しています」と言い切る。
外食企業だけを対象にした本ではないが,飲食店経営のヒントにもなるだろう。
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光通信が健在でライブドアはオンザエッヂで楽天も上場していない2000年に出版されたものを何かの縁で2007年になって手に取ったわけですが…面白いです。あえて今読むからこそ検証できるというメリットは経済ものならでは。自分の勤め先にあてはめて読むと辛くなりそうな方も続出でしょうね。
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[ 内容 ]
株価があがる会社、あがらない会社!!
目からウロコ!
立派な新社屋を建てた会社、社長が自伝を配る会社、相談役がいる会社、トイレの汚い会社、スリッパに履きかえる会社…みんなダメ。
[ 目次 ]
序章 ファンドマネージャーだからわかる会社の真の姿
第1章 社長の性格や人格で決まる会社の運命
第2章 要注意!会社を滅ぼす危ない社長
第3章 ダメな会社、こんなところに落とし穴!
第4章 良い会社と悪い会社の分かれ道
第5章 常識にとらわれると判断を間違える
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[ 関連図書 ]
[ 参考となる書評 ]
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企業を見るべきポイントをわかりやすく書かれている。10年以上前に書かれており、企業の例も書かれているが、成長した企業もあればどうしようもない企業もあり。しかしながら、見る目はあるなぁと思う。
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ファンドマネージャーの視線。
社長の影響力の強さを改めて感じる。10年前の本だが法則は変わっていないと感じた。
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ファンドマネージャーの著者が仕事を通じて気がついた、企業の浮沈についての60の法則を事例とともに紹介。2000年の本ながら注目企業・経営者として楽天、DeNA、ホリエモンを挙げていること、それ以外に出てきた全ての優良企業がざっと調べた限りでは14年経過した今日もしっかり活動していることが、この法則の説得力を高めている(堀江氏は唯一の例外?)。14年過ぎた現代に当てはまらない法則もあるけれど、この先見の明には脱帽。
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与信管理の一助に。「スリッパに履き替える会社に投資しても儲からない」が有名なスリッパの法則。ファンドマネージャーから見た伸びる会社 ダメな会社の法則が書いてある本。株購入時のご参考にも。
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創業者のコンプレックスを聞く事は重要なキーになる 日本には目に見えないピラミッド社会があります。学力偏重社会と日本人純血主義といったものが底辺にあり、しかも一億総中流社会と言う幻想があります 自分の会社の話をすると興奮してくる社長は信頼できる 消費者の利益になるものが主流にならないはずがありません
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20年ぐらい前に購入。たまたま最近読み返したが、この本はすごい。
もしあなたが金融機関の融資担当や、一般企業で取引先の信用管理を担当しているなら絶対読むべき。
それ以外の人も「社長が業界団体やロータリーに熱心だとやばい」「社長が高価な腕時計をしている会社はやばい」等々、雑談ネタにできる情報が満載です。