- 現在お取り扱いが
できません - ほしい本に追加する
- 予約購入について
-
- 「予約購入する」をクリックすると予約が完了します。
- ご予約いただいた商品は発売日にダウンロード可能となります。
- ご購入金額は、発売日にお客様のクレジットカードにご請求されます。
- 商品の発売日は変更となる可能性がございますので、予めご了承ください。
1 件中 1 件~ 1 件を表示 |
紙の本
情報のディジタル表現の基礎とその「なぜ」。高校教科,情報の教科書を検討する討論内容を受けたテキスト
2000/09/13 18:15
0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:服部 桂 - この投稿者のレビュー一覧を見る
本書は2003年から始まる高等学校普通教科「情報」で使われる教科書を検討するため,情報処理学会で討論された内容を受けて書かれたテキスト。初等中等学校の教員ばかりか,情報教育にかかわる大学関係者や専門家の読者も想定している。
全体は5章で構成され,第1章「情報社会を考える」では情報が歴史的にどう扱われたか,第2章「記号と数値のディジタル表現」では文字やコード化やディジタル演算の基礎,第3章「アナログ情報とディジタル情報」ではアナログとディジタルの得失,第4章「ディジタル表現の活用」では画像処理や通信からデータ圧縮など,第5章「情報とは何か再考」では全体のまとめ,付録ではHTMLの解説もされている。
著者は従来の教科書がハウツーに偏重しており,「なぜ」を説くことが必要だと説くが,本書は基本的なハウツーは要領よくまとまっているものの,「なぜ」までをバランスよく説くことには成功していない。
(C) ブックレビュー社 2000
1 件中 1 件~ 1 件を表示 |