紙の本
絵は少ない・・・
2022/01/06 23:03
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投稿者:ないものねだり - この投稿者のレビュー一覧を見る
学校で購入する本の話をする為に書店を訪れた母の仕事の話を待つ間、書店の本棚から本を出したり入れたりして待ち、長い話が終わってやってきた母が「一冊買ってあげる、どれがいい?」、で、選んだ本がこの本だったのです。が。「字の多いやつ。」と言われ、「絵ばっかりのはだめ。」、で、・・・ほんとに絵が少なかった・・・そういう時期でした・・・ひたすら文字を読み、頭の中で想像して・・・という時期の本かと。今となっては懐かしい思い出です。
紙の本
これは書評なのかな…
2003/06/20 15:39
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投稿者:愚者 - この投稿者のレビュー一覧を見る
自分が小学五年くらいの時に一度だけ、図書室にあったのを借りて読んだのを今でも覚えている。もう十年も前なんだなぁと思うと切ないけど。偶然少し前にふいに思い出してしまい、もう一回くらい読んでみたいなぁぐらいに思っていて、まさかまだ残ってるとは思っていなかったのでびっくりしている。もう絶版になってるとばっかり思ってたから。もうほとんど記憶にはどんな内容だったのかはないけれど、ほとんど本を読まない妹が面白いって言っていたくらいだから面白かったのだと思う。確かに僕はその肝心な内容は覚えてないけれど、読んだ時のことを思い出すと少しだけ何か、うまくは言葉にできないけれど、掴めるものがある。それはもしかしたらただの勘違いかもしれない。ただ過去を懐かしむ気持ちからくるのかもしれない。それでもいいと思う。大切なのはそのとき得たものを残しておくことだから。懐かしいと思うのは、僕のそのときの記憶の残骸がその本に、少しばかりこびりついているってことだから。それはすごくすばらしいことだと思わないだろうか。そうやって何かを思い出す手助けになるのが本の役割でもあるんじゃないかな。本を読んで素敵だなって思うことや、こんな酷いことがあるんだって知ったりしたことが、今の僕を僕にしていたんだなって思う。本が誰かの人生を豊かにするのだというなら、僕はきっとその恩恵を受けているよって言いたい。僕はもうそのときどんなことを考えて感じていたかはわからない。永遠に失われてしまったから。でもそのときの子供だった自分にとってはすてきな物だったんだと思う。そうでなければ今更思い出したりしなかったと思うから。だから誰かにも読んでほしい。みんなが掴めるとは思わないけれど、その何かを見出すきっかけになるかもしれない。素敵なものを素直にそう受け止められる人でありたいなって思う。
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いぬいとみこってこれも書いてたのかとちょっと驚き。アニメがあります。学校で見せられた覚えが。やはりこの人は只者じゃない。
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表紙はだいぶ可愛くなったけれど、北極クマの兄弟ムーシカとミーシカが成長していく話(フィクション)。厳しい自然あり、可愛い出逢いあり、華やかな祭りあり…動物だらけ!!小さい頃の一番のお気に入りでした。
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以前読んだ「ながいながいペンギンの話」とかぶる部分があるけど、大自然に住む野生の動物が擬人的に描かれていて面白い。
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星5つが最高なんだね・・・
これは星10個くらいつけたいわよ
ちっちゃい時に読んだんだけどね、ほんと大好き♡♡
ムーシカもミーシカもかわいすぎる。
やばいやばい。けど、捨ててないはずなのに
見つからないの。この本。
子供に絶対読ませる(* ・ω・)ノ゙ ♡♥
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児童文学作家で、有名な、いぬいとみこ さんの、国際アンデルセン賞受章作品。
小さい頃に買ってもらって…
どうしても、捨てられなかったのですが…
大人になって読んでみても、やっぱり素敵なお話でした。
私が、寒い土地に憧れるようになったのは、もしかしたら、この話のせいかも…
どうしても子供に伝えたい物語ですね。
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子供の頃大好きだった本のひとつ。
大人になった今、取り寄せて読んでみた。
ぼんやりした記憶のとおり、やっぱりとてもとても素敵な一冊でした。
厳しくて切なくてあったかくてやさしい物語です。
つか、小学生は一度読んどけ。
お子さんおいでの方はとりあえず買っとけ!
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ムーシカとミーシカがとてもかわいかったです(小2女子)
白鳥のユーリがやさしかったです。(小2女子)
夏祭りがたのしそうでした。(小2女子)
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子どもの頃に持っていた本。懐かしくて読んでみた。内容はうっすら覚えていたけれど、瀬川康夫の挿絵ははっきりと思い出しました。この絵がいいんだよね~。表紙の絵ってオリジナルじゃないよね?なんか安っぽくなってしまってガッカリ・・。
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「ながいながいペンギンの話」とともに、絵本から本へのステップアップを助け、本の世界へと導いてくれた作品。小1のころ、図書室で何回も借りて繰り返し読んだなぁ。
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実は、初めて読みました。
北極で生きる、北極グマの親子の物語。異種族間の複雑な関係性がある上で、どのように共生していくかなどの模索もあり、考えさせられた。非常に名作だと思う。
ただ「物語」という意味では、個人的には感情移入がしにくかった。
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『ホッキョクグマ: 生態と行動の完全ガイド』を読んでいてこちらの本を思い出しました。
北極グマの兄弟、ムーシカとミーシカの物語です。
初版は1961年ですが、私が初めて読んだのは、子供に「理論社 名作の愛蔵版」全集を買った際ですので、数年前になります。
著者のいぬいとみこさんは岩波書店で児童書の編集をするかたわら創作を続けてきた人で、動物を描いた作品は他にもあり、私の子供時代の愛読書『ながいながいペンギンの話』もその1つです(こちらは別途、レビューを書きたいと思っています)。
北の厳しい自然の中、北極グマのムーシカとミーシカが生まれ、育っていく様を描きます。本作はアニメ映画にもなりましたので、表紙はそちらから採られていますが、挿絵は瀬川康男さんのもので、だいぶ趣が異なります。
表紙からかわいらしい印象も受けますが、内容にはかなりシビアな部分もあります。
今回、読み返してみて、いぬいさんがおそらくかなり綿密な調べ物をしていただろうという印象を受けました。北極グマの母が冬籠もりをすること、生まれる子供は往々にして2頭であること、子グマは体温の保温がうまくできないことなど、生態に関して、正確な知識が盛り込まれています。
アザラシ、北極ギツネ、キョクアジサシ、白鳥といった北の生きものも出てきます。エスキモーも登場します。
2匹の子グマたちは他の生きものたちとも関わりながら成長していくわけですが、北極グマ=肉食、となれば、当然、食う・食われるの関係が生じます。特に、表紙にも描かれているアザラシは、北極グマの主食であるわけです。しかし、一方の子グマ、ミーシカは迷子になった際に、アザラシのオーラと友だちになります。さて、その後、2匹の関係は、そしてそれぞれの母の思いは、となっていくわけですが、そこは読んでのお楽しみ、ということにしておきます。
ムーシカの方は白鳥の群れの中に迷い込み、卵を割ってしまうという失態を演じ、怒った白鳥に取り囲まれてしまいます。さぁ、こちらもどうなるでしょうか。
何とか家に戻ったムーシカとミーシカですが、今度は「にんげん」という怖ろしい生きものがやってきたという話を聞きます。飛び出したかあさんを心配して探しに出た兄弟は、泣いている別の子グマを見つけます。この子はどうしたらよいでしょう。
さらには、冬になる前にかあさんを残していった父さん、「ものしりのムー」はまた家族の元に戻ってくるのでしょうか。
息つく間もない冒険がムーシカとミーシカを待ち受けます。
全体としては、ファンタジーの風味でふわりとくるみ、子供の夢をひどくは傷つけないようにしつつも、厳しい自然の中で生きることを考えさせるまとまりになっていると思います。
これ、作者さんは、ストーリーがまとまるまで、悩みに悩まれたのではないかなぁと想像します。かなりぎりぎりの着地点かなと思いますが、大きなスケールでいのちの讃歌を謳った作品という意味で、やはり傑作といってよいかと思います。
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次々といろいろなどうぶつや鳥が出てくるからよかった。
夏のおまつりがもりあがっているようになった。
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図書館。約1ヶ月かけて娘と少しずつ読んだ。あとがきを読んで、ながいながいペンギンの話の作者だと知る。
リーサのなつまつりや、ミッフィーのアニメで「夏至」に敏感(?)になっている娘には、ラストの夏のまつりは親しみやすかった様子。オーラとの友情、食べられる恐怖から解放される夏のまつり、エスキモーの子どもの言葉…。
冬に向けて氷が作られていくシーンは私もハラハラした。
必要な分だけいただくということ、買うということ、使うということ、自分にとっての丁度良いをわかるようになること、日々子どもらと会話と経験を重ねる中で、娘息子に意識して欲しいと思っているし、自分も常に意識するよう努めていること。そのことにも通じることが、物語の中に流れていた。食物連鎖について、娘と話すきっかけになった。
2022/1/28