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話の怪しさと訳の素晴らしさに加えて、ビアズレーの頽廃的な絵が世界を完成させている。くちづけする為につれない恋人の首を要求するサロメが激しくて美しい。
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ビアちゃんの挿絵が欲しくて中〜高校生の時に買いました…。一度は通る道だよね。あとあれあれ、悪魔の辞典(笑)。
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今更ですが、やばい面白い。一貫して流れる雰囲気が素敵すぎる。どこまでも「血」に拘っている物語。美しい。何でこんなぐろい部分を美しいと感じるのだろうか。ビアズレーの挿絵も素敵でした!絶対舞台化したい、と、思う。04-7-28
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「貴方の首が欲しい」狂ったその情熱が好き。戯曲って読みずらい感じがするけど、これに関しては、逆に引き立たせてる。この文のテンポが好き。
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ビアズレーの挿絵がまた!素晴らしく幻想的・退廃的な文体。翻訳ものに付きまとう文体・文章のクセが巧く噛み合っています。最高の恋愛小説ですね。戯曲だけど。
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ユダヤの美しい王女サロメが愛する人を手に入れるために望んだのはその人の首。自分を相手にしなかった預言者ヨカナーンの首を求めた王女の悲劇。劇なので、演じられているところが見たいです。脚本だけ読んでも魅力は半減しますから。。。
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するすると読める名作劇。ある突き抜けたちょっと一方的な恋愛の話。
「たうとうお前の口に口づけしたよ、ヨカナーン、お前の口に口づけしたよ」
ビアズリーの美麗絵も収録されているのが更に良いです。
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サロメという女にとって、言葉というものは相互のコミュニケーションをとる為のツールではなくて、自分の欲望を誇示する為のみのものである点と そのサロメ唯一の意思、欲望が、欲望の矛先である預言者によって最後までかたくなに拒否されるという点が興味深い。
まあ挿絵が素晴らしいのは言うまでもなく。岩波文庫は偉大だ。
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首だけになったヨカナーンの唇に口づけするサロメ。
ビアズレーの挿絵に引き込まれながら、官能、悲劇という言葉が頭を過ぎる。
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戯曲であるからには、舞台も見るのをお勧め。でもビアズレーの挿絵のほうが雰囲気あって良かったりして (。・x・)ゝ
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う〜ん…まさしく古典的…ツボが解らん…悲劇なのだろうけれど、葛藤が現代的でないというか直線的というか…物足りない【060824古/061101】
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岩波文庫のサロメはよい
ビアズレーの挿絵はぞくぞくとさせるものがある
「殺せ、あの女を!」
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歌うような韻を踏むセリフと幻想的な世界観。サロメの妖艶さ。短編なのにどっぷり浸かれる。ビアズレーの絵もポップでよい。傑作。
06/10/6
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短い戯曲・サロメは、中学時代からの私のお守りです。
無垢で純粋で美しいサロメは読者をも虜にさせる…
そのサロメを違う方向で捉えさせるビアズリーの絵もたまりません。
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挿絵もすごく雰囲気に合っていて素敵です。
そしてサロメのあの危うい感情、危うさは脆さであると共に、何処か美しくもあります。血腥い結末を迎えてしまうのですけれど。