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お茶を習い始めて1年。月2回しかお稽古に行けていないこともあり、相変わらずひよっ子である。
お稽古に行くと床には軸とお花と香合がある。
植物の名前がなかなか覚えられない自分ではあるが、毎回違うお花を拝見していると、段々と名前を覚えた花も増えてきた。
花の名前を覚えると、散歩していてもその花が目に飛び込んでくる。そんなこともうれしい。
お茶に使うお花・使わないお花の区別はどうなっているのだろう、というのが、茶花の本を見てみようと思ったきっかけである。
せっかくだから、今の季節のものが見たいと思って上下巻のうち秋冬のものを取り扱っている(下)の方を借りてみた。
なかなか骨太で盛りだくさんな本だ。
各流派の宗匠が活けた花を飾った床の様子、季節の茶花の図鑑、栽培法、花入れの紹介、植物用語などなど。
はぁーと感心して眺める。
一度にこれだけの知識が身につくはずもないので、お点前同様、お花もぼちぼちぼちぼちと覚えていこうと思う、のんびりひよっ子であった。
*基本、茶花は野の花が多いみたい。あまり匂いがきつかったり、派手すぎたりするものは好まれないようだ。
*お正月に使うという衝羽根(つくばね)。初めて見たけれど、羽根つきの羽そっくりでおもしろい。実物が見てみたいなぁ