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発行年は1995年です。子ども用なので物足りないけど、探検している人視点なので物珍しいところもあって満足。
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子供の国語のテキストに文章があって、ちゃんと読んでみたくて手にした本。
子供向けの本だが、中身はなかなか本格的である。
どちらかというと写真集的な感じも多いこのシリーズなのだが、この本は国語の問題に使われただけあって、説明文がいい。(もちろん、スゴイ写真もたくさんある)
しっかりと分かりやすい文章で、詳しく書いてある。
観光所となっているような洞窟を紹介しているのではなく、ほんとうに探検するような鍾乳洞を紹介している。探検のやり方なども書いてあって、子供が気軽に行えるようなものではなく、ビックリする。
ただ、子供に聞くと、そういうサバイバルとか探検とかの本やマンガを色々読んだりしているようで、これくらい本格的ではないとワクワクしないのかもしれない。
いい意味で期待を裏切られた本だった。
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K454
「何万年何百万年という時間がつくりだした自然の芸術。しょうにゅうどうの成因や、成長の過程を紹介。」
小学校低学年~中学生向き
目次
不帰のあなへの出発
たてあなをよじのぼって
どうくつは雨水のしわざ
つらら石と石じゅん
しょうにゅう石のできかた
つらら石の成長のひみつ
石の柱、石柱
かわったしょうにゅう石
どうくつの生物
化石発見
生きている化石たち
あぜ石、リムストーン
探検をおえて
日本のどうくつ
石灰岩地帯としょうにゅうどう
石灰岩と地下水
しょうにゅう石の種類とできかた
どうくつの生物のくらし
どうくつ探検
著者等紹介
徳富一光[トクトミカズミツ]
1944年、山口県に生まれる。高校時代に、生物部で洞くつ探検に興味をもつ。のちに地元の美祢に、洞くつ探検グループ「こうもり会」をつくり、秋吉台を中心に探検活動をするとともに、洞くつ写真を手がけはじめる。1971年、こうもり会の仲間と、東ニューギニア高地の洞くつ探検を行う。書籍、図鑑などに作品を発表し、洞くつ写真家として活躍している