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黒一色で、描かれた愉快な絵本です。あしかの親子が離れ離れになって、たどりついたのが水族館。そこのやさしい飼育係さんに助けられて、海へ。でも、オーリーを見た人たちは(夜見たので)おばけと間違え大騒ぎ。新聞にまで載る騒ぎ。漫画のコマわりのように展開していく絵本です。”もりのなか”で有名なエッツの作品で静かな中に暖かさがあります。
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うまれてすぐにお母さんと引き離されてしまった、あざらしのオーリー。水族館で人気者になりますが、海が恋しくてたまりません。ついに逃げ出したオーリーはおばけと間違えられ、大騒動に…。小学生のころ買ってもらって、「すごくおもしろい!」と興奮したことを覚えています。親身な飼育係、うわさに踊らされる人々、お母さんとの再会など、今読んでも手応えのあるしっかりしたドラマがあり、ユーモラスな味があります。そのときの本は今でも大事に持っていますが、当時は小型版なのでした。大型版もほしい。
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オーリーはオーリーであっただけ。ただ、お母さんに会いたくて海に帰りたくて、それだけ。でも、周りの人間は、どんどんオーリーのことを創造してお化けや怪物になっていく。
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オーリーはさいしょ海のおばけと言われてかわいそうだったけど、さい後ちゃんとオーリーと分かってお母さんのところに行けてよかったと思った。
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人間の身勝手よね。
お陰でとんだ大冒険。
五大湖越えてご帰還とは、お疲れ様です。
日本にもいましたね、たまちゃんとか…元気なのかなぁ。
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福岡氏の本を読んで作中に出てきたので興味を持ち図書館で借りて読んでみました。なんとなく多摩川のタマちゃんを思い出しました。
東海岸にはまだアザラシが生息するのでしょうか。そして五大湖はアザラシが泳げる環境なのかなあ。そんなことを思いながら読みました。
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小さい頃すごく好きだった絵本。こないだ図書館で発見して懐かしくなって読みました。
お母さんと離ればなれになった赤ちゃんアザラシのオーリーの冒険。人間たちは暗闇で見たオーリーをおばけと勘違いして大騒ぎ。
表紙がちょっと怖そうですが、中身はとてもユーモラスで温かみのある絵本です。
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図書館本。4歳2ヶ月娘と2歳10ヶ月息子に読み聞かせ。
いい本だがウチの子どもたちには長すぎる。絵がモノトーンでマンガの様なコマ割りもダメだったみたい。途中で眠ってしまったお二人さま。
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飼育係のひとが優しい人で良かった!
オーリーの無邪気な行動と、勝手にどんどん怖がる人々の対比が面白い。
そんな勝手な人達だけど、おばけの正体がオーリーと分かっても笑い飛ばせるユーモアがあるのは外国の絵本らしくて良い。日本人が作るともっと暗いい話になりそう。
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こんなにドラマチックで暖かいお話が繰り広がってるとは、知らなかった。
あかちゃんオーリーのおかあさんは、お乳のために海へ食べ物を探しに行っただけなのに。。
そのほんの少しのすきに、水兵さんにオーリーは連れていかれ、売られてしまう…
そして、水族館へ。
ここからドラマチック!
お母さんが恋しくて、食べることもできなくなり、元気をなくしたオーリーは、病気で苦しんでいると館長さんに勘違いされ、飼育ががりに、殺すように命じられてしまう。。
でも、そんな事ができるはずの無い飼育員さんのおかげで、オーリーは海に逃がされます。
そしてここからが長い旅の始まり…
楽しい絵本でした。うーん、絵本というより、漫画みたい。
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エッツを続け読み。動物への愛情がこの絵本でもあふれている。
コマ割りのモノトーンでマンガっぽい作りなので絵本らしさはなく、ストーリーも長いので童話との中間みたいな感じかな。
川に時々、たまちゃんだとか来て人気者になるけれど、オーリーみたいな事情があったのかなと、そこまでの道のりを想像しちゃうよ。
ラストの前に、おばけと騒いだ人たちが、事情を知って笑顔になるとこがホッとした。
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名作らしいけれど、表紙が宇宙人みたいでこわくて、手にとってみたことがなかった。
今回、『絵本論ー瀬田貞二子どもの本評論集ー』に出てきたので、借りた。
アザラシのあかちゃんは、おかあさんと離れている間に、水兵に連れて行かれ、動物屋に売られてしまう。
やがて、遠い町の水族館へ売られ、おかあさんと海が恋しくなって具合が悪くなってしまい……。
どきどきわくわく、な絵本。
コマ割りってどうなの、と思いながら読み始めたけれど、話を細かくリズミカルに刻んでいて、長い話なのに飽きなかった。
「30 オーリーは, びっくりして, あたまをあげて, 大ぜいのけんぶつにんを見ました. オーリーは, けんぶつにんを, けんぶつするのがすきでした. 」
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何十年も前に読んでいたけれど、「ちっちゃな科学」で福岡さんが絶賛していたことで、読み直してみることに。
水族館の館長が、弱ったアザラシを殺してしまえと指示するところなど、記憶になくビックリ!
でも、全体の感想は良かった。遊びたがりのオーリーもかわいい。
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おもしろかった。オーリーがこそされそうになったところがさびしかったけど、おかあさんと会えてよかった。オーリーがいろいろなことをして、おきゃくさんをよろこばせてあげたところがおもしろかった。ちずがついていて、ほかのお話ともつながっている感じがしたのもよかった。(小2)
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生物学者の福岡伸一さんが、著書の中で紹介されていたので読んでみました。
アザラシの子ども、オーリーは水族館に売られますが、飼育がかりの手で逃されます。しかしみずうみに突然あらわれたオーリーに人々は大騒ぎ。果たしてオーリーは再びお母さんのいる海に帰ることができるのでしょうか。
少し長いストーリーですが、一文一文に絵がついているので小さな子でも楽しく読むことができると思います。
福岡さんが触れている通り、地図のページではオーリーの進む道を辿りながら、アメリカを旅している気分に。