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紙の本
インド思想史全体の通史、大学の講議を補完してまとめたもの
2003/06/29 14:20
3人中、3人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:萬寿生 - この投稿者のレビュー一覧を見る
大学の講議を補完してまとめたもの、とのことである。インド思想史全体の通史であるから、個々の内容は簡潔である。ヴェーダ、ウパニシャッドを主とする等のバラモン教、原始仏教から密教までの仏教、ジャイナ教、ヒンドゥー教、回教、近代思想運動、が隈無く述べられている。全体像を把握するため、一度はこのような通史を読んでおくべきである。インドは哲学と宗教の国であるという事実を、あらためて認識した。その多様さ、豊かさに驚くばかりである。従来から仏教に関心があり、中村元の著作をいくつか読んできた。その延長で、「印度人の思惟方法」の参考文献としてあげられていた、本書を知った。インドでなぜ仏教が生まれ滅んだか、ある程度解るのではないかと思った。それ以上にインド人の思惟内容、思想の広がりと深さを認識できた。
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