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小さい頃に絵本市で買ってもらった1冊。画像がないのが残念だけど・・・いい事をすると花がさくという、簡単に言えばそんな感じだが、とっても深く小さい頃何度も何度も読みかえした1冊です。
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『モチモチの木』と双璧をなす、日本の絵本の金字塔。
斉藤隆介氏の方言を多用したぬくもりのある文章と、滝平次郎氏の明暗うつくしい木版画。
淡々と、しかし火のようにあついものが心に染みいる。
「つらいのをしんぼうして、
じぶんのことより ひとのことをおもって
なみだをいっぱいためてしんぼうすると、
そのやさしさと、けなげさが、
こうして花になって、さきだすのだ。」
(本文より)
自己犠牲というものが、常に正しいとは限らないかもしれない。
しかし、他意なく本当に「誰かのために」、自分を投げ出して実行することを、真っ向から否定などできるだろうか。
三浦綾子の『塩狩峠』を読んだときも同じ思いがした。
わたしには、否定ができなかった。
だれかの何かの犠牲の上に自分があると思ったとき、その見えないつながりを否定することはあまりにも悲しい。
そして、自己犠牲の動機のひとつとなるであろう「幸せでいてほしい」という気持ちは、とても自然なもののように思える。
なにかと言えば「個人」が叫ばれるこの時代に、あらためて人とつながりながら生きている自らをかえりみる必要があるのではないかと思う。
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やさしいことをひとつすると、そのやさしさが美しい花になって咲くという、花さき山のお話。
妹のそよにまつり着を買ってやるために自分はしんぼうした姉あや。うちの「あや」(姉ムスメ)が、いもうとに譲ってやるとき「いまお花が咲いたかな」というのを聞いたとき、思わず抱きしめてしまいました。
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子どもがはまりました。毎晩の読んで攻撃にあっています。冒頭部分は覚えました。。。
あまり好きじゃなかったこの本、毎晩読むうちに好きになりました。
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「つらいのをしんぼうして、じぶんのことよりひとのことをおもって なみだをいっぱいためてしんぼうすると、そのやさしさと、けなげさが、こうして花になって、さきだすのだ」・・・花を咲かすのは難しいことです。でもええ話だのぅ。
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05-04-20
夫 「この学級通信の”花さき山”ってなんか意味があるんやろうな。クラスのみんながいろいろなところで活躍して、クラスに花を咲かせましょう、っていう感じかな」
妻 「絵本からとったんちゃうの。家に絵本があるよ。」
夫 「え、本当。どこ」
娘 「これやんか」
娘が本棚から絵本を引っぱり出す。
斎藤隆介・作 滝平二郎・絵 岩崎書店
昨日も書きましたが、息子の担任の先生は、毎日のように学級通信をB4版で発行しています。今日で第9号が発行されました。今は、左半分には、学校やクラスでの取組、右半分には、生徒の自己紹介が掲載されています。手書きですが、なかなか味があります。
さて、「花さき山」はこんなお話です。
10歳の女の子が道に迷って、山の中へ入ってしまいました。そこは、いちめん、きれいな花が咲いていました。ヤマンバが女の子に、花が咲いているわけを話します。
「この花は、ふもとの 村の にんげんが、やさいことを ひとつすると ひとつ さく。あや、おまえの あしもとに さいている 赤い花、 それは おまえが きのう さかせた 花だ。」
それは、お祭りで着る服を買ってもらうことを、ぐずっていた妹に譲ったからでした。
ヤマンバは言います。
「この 花さき山 いちめんの 花は、 みんな こうして さいたんだ。つらいのを しんぼうして、じぶんのことより ひとのことを おもって なみだを いっぱい ためて しんぼうすると、その やさしさと、けなげさが、こうして 花になって、さきだすのだ。」
その後、女の子は再び山へ行きましたが、花さき山をみつけることができませんでした。けれども、女の子は、ときどき
「あっ! いま 花さき山で、おらの 花が さいているな」と思うことがありました。
花さき山は、「クラスに思いやりの花をたくさん咲かせよう」「このクラスでよいなかまづくりをさせよう」という、担任の先生の思いがいっぱい詰まった学級通信ではないでしょうか。
頑張れ! 1年3組。
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小学校の頃に読んだっきりなのですが
版画の迫力ある切り込みと
繊細な花と鮮やかな色彩に惚れ込みました。
今でも絵を鮮明に思い出せます。
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小さい頃に読んでもらって、ずっと怖い話だと思っていました。最近読み返してみて、すごくやさしい話だなぁと。
山を見ては、花さき山はあるかなと、目で探してしまいます。
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ひとのためにしんぼうすれば 花が咲く。
ひとのためにいのちをすてれば 山が生まれる。
ほんとうのはなし。
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私の母が孫に読んで欲しい、とプレゼントしてくれた絵本です。
自分のことより人のことを思って辛抱すると、その優しさとけなげさが花となる。
花さき山の花はみんなの優しさで咲いています。
親にも子にも読んでほしい、素晴らしい絵本です。
親御さんは、ぜひ後書きも読んでみてください。
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切り絵が印象的な絵本です。
昔は山姥が怖くて怖くて、山姥が出てくるページを飛ばして読んでいました・・・。
独特の表現方法に魅せられます。
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子供の頃に家にあった本です。
何度も何度も繰り返し読んだ覚えがあります。
30年ほどの月日が経ち、今も我が子に読んで上げられるというのは不思議な気がします。
一ついいことをすれば花が咲く。命を捧げれば山になる。
昔は親が子供に教えていたことなのかもしれない…
だけど今は「自己犠牲」と云う観念は、昔とは違う扱いなんだと思う。
自分が、自分が…
今の世の中を生きていくためには、それも必要な手段であると思うのだけど、
1人1人の心の中に、他人を思いやる気持ちも根底にあるといいですね。
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1つ我慢すると、キレイな花が咲く。
沢山、沢山、我慢をして疲れた時は
この本を読んで欲しい。
キレイな花はどこかで咲いているから。
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「もちもちの木」の作者さんのものがたり。
「もちもちの木」と同じく、
子供が成長する時に必ずやってくる葛藤を描いていますね
長女の私には、とてもシックリくる本でしたが
一人っ子の息子には、ちょっとハテナマークだったみたいです(笑)
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ストーリーと美しい絵が大好きで、道徳の教材としても使ってみました。
スキャンし、大きなスクリーンに映すと迫力が出ます。
話ですが、「山んば」は「あや」に似ているな…と。自分は人に嫌われていても、「あや」に対して優しく諭している。
二重の自己犠牲が描かれているなー…なんて、思います。
絵本は歳を重ねる度、読みが変わって楽しいです(´∀`)