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紙の本
大馬鹿者のくせに気が小さい小人物
2002/02/24 19:57
1人中、1人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:塩津計 - この投稿者のレビュー一覧を見る
近代日本が生んだ最大の大馬鹿者外交官と言えば松岡洋右を置いて他には無い。彼の独善的で思い上がった思考・行動は、彼を近代史上まれにみるピエロに仕立てた。相手がどう考え、何をしようとしているか慎重に推し量ることも無く、彼は「自分は全てを知っている。世界と世界の政治家の心理は全てお見通しで自分の考えているように奴らは動く」と無謀にも考えて、実際に行動してしまった。その結果、よりによってヒトラーとスターリンと言う稀代のワルを手玉に取ろうと仕掛けて、逆に完全に手玉に取られてしまった。全てが終わったあと、つまり日本を取り返しのつかない状況に追い込んで後戻りが出来ない状態になってから、彼は初めて自分がヒトラーとスターリンに完全に裏をかかれ利用されたことに気付く。そして彼は「私はとんでもないことをしてしまった」と激しく後悔して病床に伏せるようになり結局病死してしまう。
気が小さい男だったんですな。せめてダントンみたいにギロチン台に上らされても「オレは間違っていない。オレを殺すお前らは大間違いを犯そうとしている」と啖呵切って欲しいですな。才能に恵まれないくせに抑え切れない野望をだけは人一倍もって頭の悪さをキチガイのような働き、勉強で穴埋めして社会の階梯を上らせると如何に社会にとって害をなすかと言う見本のような人物。貴方の会社にもいませんか? こんな人。
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