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黒柳徹子さんが1971年から1年間の間にニューヨークで体験したこと、思ったこと。このころの日本人がアメリカをどんな風に感じていたのかというのがわかって、おもしろい。
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念願の一冊!やっと手に入れて読むことができました。
黒柳徹子さんが、女優になって15年ほど経ったあたりで、
休養を兼ねてNYへ留学した際に一年に渡って綴ったエッセイ。
まだ若々しい視点で書かれた文体と、文字通り若々しい日々が、
まっすぐなことばで綴られていてなんだか感動すらしてしまう。
今の私ぐらいの年齢の頃かぁ、なんて。
それにしても、黒柳さんのお洋服が本当にどれもこれもお洒落で素敵すぎ!
そしてとってもcute!
写真も楽しめます。
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黒柳徹子のニューヨークでのお話。
仕事のしすぎで
自分を見失いかけてたチャックは、一年ニューヨークで過ごしました。
しかしこの時代の若い人はしっかりしていると思う。文章からもそれがわかる。
チャックが物事にたいしてどう感じ、どうとらえたかが、悪意なく、あくまで素直で感じよい。一日一日を焦らずに大切にしている。
悪い、でなく、違う、と言えることの勇気と言ったら!
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黒柳徹子がニューヨークに滞在していた一年間に雑誌に連載していた文章をまとめたもの。ドラマ「トットチャンネル」でこのエピソードを知りましたが、女優業を一年休んでニューヨークへ行くというのは、今の感覚よりも大変なことなのかも。それでもその大変さを微塵も見せずにニューヨーク生活を楽しみ、そこで感じたことを素直に書き表しているのはさすがです。
黒柳徹子の文章の面白さはその視点にあると思います。自分が経験したことを自分をも俯瞰視して、それでいながら自分の想いをありのままに表現する。そのため少し突飛な感覚も世間とのズレを認識しながら書かれているので受け止めやすく、その面白さが際立つのでしょう。
明日何をしようと考えるのが新鮮だったという感覚。自分とは違う人がいるという認識。嫌だなと思うことには嫌だなと思うだけの理由があるということ。そんな何でもないようなことが軽やかに書かれており、この当時のニューヨークに滞在してみたいという実現できない想いを募らせます。