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世間じゃあんまり評価は高くないみたいだけど俺は充分堪能できた。まあそりゃ国名シリーズ初期の名作と比べたらさすがに落ちるけれども、パズルのような論理的思考による解明から動機に焦点を当てた推理の立て方は今までにはあまり見られなかったものだし、エラリーに人間的魅力を付けようと言う姿勢もなんとなくいい感じ。まあまあというところでしょうか。
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エラリー・クイーンは映画脚本執筆のためハリウッドへとやって来たが、陽気な結婚騒ぎが冷酷きわまる二重殺人に転じるや、頭脳をフル回転させなくてはならない羽目となる。銀幕の名優、スクリーンの美女、気ちがいじみた宣伝部長や天才的プロデューサーなど、多彩な映画王国の面々がひしめくなか、エラリーが指摘した意外な真犯人とは?
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映画脚本を書いてほしいという依頼を受けて、勇躍ハリウッドに乗り込んだエラリー・クイーン。だが、そこで目にしたのは、スクリーンの名優、新進の男女優、プロデューサー、マネジャー、脚本家、宣伝部長ら、多種多様な人間が立ち働くなかで起きた連続殺人事件であった。
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ハリウッド編
長年の対立を解消して結婚した2人の俳優と女優。ハネムーンにでた二人の飛行機が消え、発見された2人の遺体。大物プロデューサー・ブッチと婚約者対立する俳優の息子。
クイーンのもう一人の恋人候補ポーラ・パリス登場。
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クイーンの作品の中で一番好きです。
何で好きなのかが…言葉で説明できません。
感覚的なものらしいです。
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非常に魅力的な謎で、解決も鮮やかではある。
でも前半のエラリーがバカすぎるのと、女性に対する筆致がちょっとアレなのとで、評価を一つ下げる感じ。
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◆◆ ベッドでミステリー ◆◆ 第五十回
いま一番ウケないのは、本格ミステリーで、ガチガチの理論派のエラリー・クイーンだと思うんですが(私は好きですよ、もちろん!)クイーンにも、初期の“読者への挑戦状”入りのガチのやつ、後期のライツヴィルもの、といわれている(ライツヴィルが舞台じゃないのもあるけど)自分の推理に懐疑的になるもの、のほかに、ハリウッド時代の、軽い、軟派なのと、いくつかタイプがあるんです。
で、クイーン読んだことない、という人にはこの最後のグループが一番読みやすくてお手頃かと思う。
このハリウッド時代のクイーン君には必ず(ハリウッドだから(^o^))美人の助手、というか、恋人がついていて華やかで軽い。
話のテンポも早くて、でも謎解きのとこだけはしっかりしてるから読みごたえはあるんですよ。
クイーンファンには全然評価されてないんで、まったくといっていいほどそういう談義には出てきませんけど、私はいまの人が読むには悪くないと思うよ。
映画の脚本書くことになってハリウッドに呼ばれて、そこで映画スター毒殺事件に遭遇する話です。
この話のおかげで
マーティニ、とか、サイドカー、とか、カクテルの名前を覚えました。
それで毒殺されるんで。
飲めないけど……。
私は青田勝の訳が味があって好きです。
2019年02月19日