サイト内検索

詳細検索

ヘルプ

セーフサーチについて

性的・暴力的に過激な表現が含まれる作品の表示を調整できる機能です。
ご利用当初は「セーフサーチ」が「ON」に設定されており、性的・暴力的に過激な表現が含まれる作品の表示が制限されています。
全ての作品を表示するためには「OFF」にしてご覧ください。
※セーフサーチを「OFF」にすると、アダルト認証ページで「はい」を選択した状態になります。
※セーフサーチを「OFF」から「ON」に戻すと、次ページの表示もしくはページ更新後に認証が入ります。

e-hon連携キャンペーン ~5/31

hontoレビュー

ほしい本の一覧を見る

カウンセリングの技法 みんなのレビュー

専門書

予約購入について
  • 「予約購入する」をクリックすると予約が完了します。
  • ご予約いただいた商品は発売日にダウンロード可能となります。
  • ご購入金額は、発売日にお客様のクレジットカードにご請求されます。
  • 商品の発売日は変更となる可能性がございますので、予めご了承ください。

みんなのレビュー12件

みんなの評価4.5

評価内訳

  • 星 5 (7件)
  • 星 4 (2件)
  • 星 3 (2件)
  • 星 2 (0件)
  • 星 1 (0件)
12 件中 1 件~ 12 件を表示

紙の本

社会福祉援助技術の威力~保育士の立場から~

2009/11/25 22:59

7人中、7人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者:ホキー - この投稿者のレビュー一覧を見る

社会福祉援助技術の専門書としては、バイスティックの『ケースワークの原則』の次に読んだ。

保育士である僕が、『ケースワークの原則』を読んだ理由は、『保育所保育指針』の「保護者支援」という章が、「バイスティックの7原則」に基づいているか、少なくとも「7原則」の内容で記述のほとんどがカバーできることに気付いたからであった。

ところで、『ケースワークの原則』は、支援を効果的に進められる基盤である「援助関係成立のため」の議論であり、ケースワークやカウンセリング過程の初期までしか扱っていない。
これに対応して、『ケースワークの原則』に依拠した『保育所保育指針』は、「保護者支援」の全体像をカバーしていない。

したがって、本書のような本から、『ケースワークの原則』および『保育所保育指針』の先を行く、保護者との関わりのヒントを得られるのではないかと考えたのである。
事実その通りで、保育所の出来事に置き換えて本書を読んだ結果、ものすごい量のヒントが得られた。

たとえば、p.31。「リレーションが形成されてから」という条件を付して、カウンセラー自身の価値観を前面に出す「コンフロンテーション」の技法を論じている。これなどは、非審判的態度で来談者との援助関係の成立を目指すバイスティック7原則の、明らかに先の段階を述べており、『保育所保育指針』がカバーしていない範囲を示している。

カウンセリング全過程の概説の学習は、保育士仲間にお勧めである。
数あるカウンセリングの本から本書を選んだのは偶然であるにつき、本書をとりわけ勧める訳ではないが、少なくとも本書は「当たり」である。

扱っている技法自体は、専門外の僕ですらどこかで聞いた名前が多いのだから、専門家にとっては、ひょっとすると物足りないかもしれない(あるいは物足りるかもしれない。専門家ではないので分からない)。
しかし、その初級レベルに合わせた丁寧さが、保育士の読者にはありがたいのである。
また、「表現上の技術」としての会話例が多いのもありがたい。これは、保育・教育の本で、ねらいに適った言葉かけの例示があると助かるのと同じである。もちろん、一字一句その通りに言うという意味ではなく、「なるほどこのように言えば、相手のプライドも損なわずこちらの意図も伝わるなあ」と感心するのである。

なお、スキンシップの扱いと、低所得層の来談者に原稿清書を手伝わせて面接料代わりにしたという2か所のみが違和感があった。後者の場合では、来談者が、カウンセラーの原稿に目を通す・・・つまり、カウンセリングの舞台裏をのぞいてしまう・・・ことで、混乱したり、カウンセラーとの信頼関係が保てなくなるのではないか、と危惧したのである。

このレビューは役に立ちましたか? はい いいえ

報告する

紙の本

全ての人間関係に役立つヒント

2020/06/07 23:16

0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者:猫は天使 - この投稿者のレビュー一覧を見る

1978年の初版以来、増刷を繰り返すロングセラーですね。古本でも、今だに決して安くない価格で取引されています。

私も1990年代、大学で教職を取ったとき、教育心理学という授業で、必読参考文献として紹介されて読みました。

高尚な理論書は難解で理解に時間がかかり、技法書は専門的な臨床経験を積まないと体感しづらいところがありますが、この本はもっと具体的なハウツー本的体裁をとっていて、分かりやすかった。

もちろん、そこは国分先生の著。決して低俗になっていないところが素晴らしい。

結局、大学を出て教職に就くことはなかったけれど、人と議論をしたり打合せをするときなどにも大いに参考になっている気がします。

このレビューは役に立ちましたか? はい いいえ

報告する

2004/09/24 16:43

投稿元:ブクログ

レビューを見る

2007/03/28 22:22

投稿元:ブクログ

レビューを見る

2012/03/16 15:55

投稿元:ブクログ

レビューを見る

2012/03/06 14:49

投稿元:ブクログ

レビューを見る

2013/11/15 15:01

投稿元:ブクログ

レビューを見る

2014/04/14 20:47

投稿元:ブクログ

レビューを見る

2016/09/15 12:08

投稿元:ブクログ

レビューを見る

2018/12/12 12:07

投稿元:ブクログ

レビューを見る

2020/12/02 16:22

投稿元:ブクログ

レビューを見る

2024/01/08 11:11

投稿元:ブクログ

レビューを見る

12 件中 1 件~ 12 件を表示
×

hontoからおトクな情報をお届けします!

割引きクーポンや人気の特集ページ、ほしい本の値下げ情報などをプッシュ通知でいち早くお届けします。