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みんなのレビュー16件

みんなの評価4.0

評価内訳

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16 件中 1 件~ 15 件を表示

紙の本

読み終わったときに「面白かった!」と思わず叫んだ警察小説

2007/04/08 08:28

4人中、4人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者:yukkiebeer - この投稿者のレビュー一覧を見る

1967年11月13日午後11時過ぎ。ストックホルムの街外れで、運転手と乗客の射殺体を満載した路線バスが発見される。被害者の中には一人の若い刑事が含まれていた。果たしてこの大量殺人の背景には何があったのか?殺人課の刑事たちが真相を求めて奔走する…。

 スウェーデンで1968年に出版された警察小説です。傑作の呼び声高く、その評判を裏切らない“すこぶるつき”の面白さを堪能しました。

 400頁を越えるこの小説が読者を結末まで一気に引っ張る理由はいくつもあります。

 殺害された乗客たちに何ひとつ共通点が見出せないという事件の背後に、やがて別の迷宮入り事件の影が見え始めます。謎が謎を呼ぶという筋立てのワクワク感は途中一度として私を飽きさせることはありませんでした。

 また事件を追う刑事たちの一癖も二癖もある個性が決して突飛ではなく、存在感あふれるその人物造詣は見事です。中心人物であるマルティン・ベックが抱える夫婦の倦怠感と、両親のそうした危機的状況をまだ窺い知るには幼い娘イングリッドとベックとの父娘の会話。一方ベック夫妻とは対照的に、コルベリ刑事とその14歳も若い妻グンとの初々しくも官能的なやりとり。直接事件解明に結びつくわけではない夫婦や家族の挿話が、物語に人間くさい奥行きを持たせています。

 さらにいえば、この小説は60年代の社会的空気を鮮やかに切り取って差し出す点にも特徴があります。スウェーデンがまだ第二次世界大戦の記憶を生々しく抱えているという時代背景や、そんな時代にあって今はアメリカがはまりこんだベトナム戦争の泥沼が、遠く北欧の人々にも大きな影響を与えている状況などが描かれます。

 それでいてこの40年も前の小説は、今でも決して古びることなく読者を魅了します。刑事たちと共に、スリルを味わいながら犯人を追った400頁でした。

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紙の本

おお!これぞ警察小説!

2002/07/31 02:23

1人中、1人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者:marikun - この投稿者のレビュー一覧を見る

前から気になっていた本なのですが、ようやく入手して読了♪
教えていただくまで知らなかったのですが、シリーズものだったの
ですね…(笑)

舞台はストックホルム。ストックホルム警察の殺人課主任刑事マル
ティン・ベックを主人公にしたシリーズの4作目にあたります。
1970年度のMWA賞受賞作です。

ストックホルムの街はずれの荷役場に市内循環の二階建てバスが突っ
込んだ。運転手と乗客の射殺死体を満載して…。しかも乗客の中に
は、ベックの部下の刑事が含まれていた。彼はいったいなぜそのバ
スに乗っていたのか?死んだ刑事の行動を追っているうちに、ある
事実が浮かび上がる…。

いや〜、まさに正統派の警察小説です。シリーズの途中から読み始
めてしまったので、読み出すまではちょっとどうかな?と心配して
いたのですが、非常に緊迫感のある展開で、しかも緻密。この作品
単独で読んでも全く問題なく物語の世界に入って行くことが出来ま
した。通貨単位や人名がちょっとなじみがないので、「大金を持ち
歩いていた」などの記述があっても具体的なイメージをすることが
できなかったのですが(訳者の方でも補足して欲しかった…)、そ
ういう事をさしおいても十二分に満足を味わうことが出来る作品で
す。殺人課の刑事達の背景も気になるので、1作目から入手してシ
リーズを完読したいと思います。

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紙の本

ベック・シリーズ四作目は、シリーズ前半の傑作

2001/04/21 06:58

0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者:旅歌 - この投稿者のレビュー一覧を見る

 マルティン・ベック主任警視シリーズの第4作目で、シリーズ代表作と目されている作品である。MWA賞受賞作でもあるわけだが、代表作と呼ぶにふさわしい噂に違わぬ傑作だ。ひとつの到達点と言っても過言ではない。前3作より優れている点は、より磨きがかかりしかも計算され尽くした精緻なプロットは当然としても、ミステリ小説というスタイルをとりながらスウェーデンの近代史を紐解こうとする執筆姿勢が鮮明に見えてきたことがあげられる。1960年代中盤のストックホルム。作中でも盛んに大量殺人のアメリカというような記述をしているが、それに勝るとも劣らないストックホルムの当時の様子が驚きだ。杜撰な都市計画によって無残な姿をさらす住宅地。そこに巣食う種々雑多な犯罪者たち。テレサ事件によって調べられた29人の男たちの半生にほの見えるストックホルム。これこそが近代史と言っても過言ではないのだ。単なるミステリの枠組みを超えた瞬間なのである。

 地味な印象の強いシリーズにあって、今回は事件も派手派手だ。冒頭、マルティン・ベックの部下を含む8名が射殺される。まったく手がかり無し。個性豊かな刑事たちは雪のストックホルムで今回も地道に捜査を進める。刑事たちの動き、手がかりを見つけるディテール、提示される断片的な謎の妙、どれを取っても見事というしかない。そしてほの見えてくる真相。この謎解きにもまた作者の工夫が光っているのだ。個性豊かな刑事たちが独自に調べ上げた事実が一点に収斂するのである。毎回毎回登場人物ひとりひとりにきちんと見せ場を与えて手を抜かない作者だが、今回はいつにも増して周到で圧倒的な厚みがある。助っ人にまできっちりと見せ場を与え、徒にセンチメンタルに陥らず殉職した刑事にもきっちりと見せ場を与える姿勢には脱帽だ。なんと愛情豊かな筆であることか。それぞれの刑事が己の個性にあった証拠に執着して、それぞれに真相に迫る。こう書くと一見バラバラなように思えるが、それがベックという一風変わったコンダクターを通すと、実に組織だった動きと見えてしまうから不思議なのである。

 第3作『バルコニーの男』からベックの描写を減らし、その分コルベリ他の刑事のシーンを増やして、刑事群像小説に転換が図られたようにみえる。この個性豊かな刑事たちのコンダクターたるマルティン・ベックはやっぱり不思議なキャラクターだ。常に迷っているように見える。部下たちに強く指示を出すタイプでもない。部下は部下で勝手に動き始める。しかも部下に対してはソフトで、強面で君臨するタイプではないからタメ口をきかれたりする。それでも部下の警部たちはちゃんとベックに敬意を払っているから不思議なのだ。両極のグンヴァルド・ラーソンですらベックには畏れを抱いている。これはもう人徳としか言いようがない。なんとも不思議なキャラなのである。今回はベック一家がいつにも増して大活躍する。毎度ながらほろ苦さも出色。笑われようが蔑まれようが市井の刑事たちは必死に生き、凛々しく行進してゆくのだ。彼らの地道な努力があってこその街なのである。

 最後にちょっと気になる階級の表記について。ベックの肩書きは警部から警視長を経て主任警視になった。この物語では、ハンマル警視長というベックの上司がいるから間違いなんだろうね。コルベリ、メランデル、ラーソン等は作品によって警視だったり警部だったりする。一体どっち? 正解は警部でしょうね。スウェーデンの警察機構も解説してくれれば良いのに。自分で勉強しろって……(^^;;;。 

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2009/10/09 00:26

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2014/05/10 08:14

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2011/04/22 09:37

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2012/08/29 22:53

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