サイト内検索

詳細検索

ヘルプ

セーフサーチについて

性的・暴力的に過激な表現が含まれる作品の表示を調整できる機能です。
ご利用当初は「セーフサーチ」が「ON」に設定されており、性的・暴力的に過激な表現が含まれる作品の表示が制限されています。
全ての作品を表示するためには「OFF」にしてご覧ください。
※セーフサーチを「OFF」にすると、アダルト認証ページで「はい」を選択した状態になります。
※セーフサーチを「OFF」から「ON」に戻すと、次ページの表示もしくはページ更新後に認証が入ります。

送料無料 日付更新(2017年7月)

【ネットストア】カレンダー全品ポイント5倍キャンペーン(~10/31)

hontoレビュー

ほしい本の一覧を見る

情事の終り(新潮文庫)

情事の終り みんなのレビュー

文庫

予約購入について
  • 「予約購入する」をクリックすると予約が完了します。
  • ご予約いただいた商品は発売日にダウンロード可能となります。
  • ご購入金額は、発売日にお客様のクレジットカードにご請求されます。
  • 商品の発売日は変更となる可能性がございますので、予めご了承ください。

みんなのレビュー16件

みんなの評価3.8

評価内訳

  • 星 5 (2件)
  • 星 4 (9件)
  • 星 3 (2件)
  • 星 2 (0件)
  • 星 1 (0件)
16 件中 1 件~ 15 件を表示

情事の終り

2001/11/28 22:15

0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者:333 - この投稿者のレビュー一覧を見る

 グレアム・グリーンの傑作。中年の作家ベンドリクスと高級官史ヘンリの妻サラの織り成す関係の物語。愛と宗教の悲しい物語である。

このレビューは役に立ちましたか? はい いいえ

報告する

愛したのは、不倫相手と愛そのもの、そして両者を結びつける「何か」

2006/11/13 17:47

3人中、3人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者:レム - この投稿者のレビュー一覧を見る

主人公の作家、モーリス・ベンドリクスは、親友ヘンリの妻サラァと不倫の関係になってしまう。さりげなく描かれてはいるが、二人の関係は濃密だ。しかし、サラァはベンドリクスを愛していながらも、心の中に何か判然としないものがわだかまっている。それをどう理解してよいかわからず、サラァの苦悩は続くのである。
不倫は、ある人にとってはきわめて特殊で異常な愛の形であるが、ある人にとってはごく普通になってしまった愛の形ともいえる。この物語は、不倫を通して、新たな愛の形を提示している。ここでの愛の形とは、サラァが愛したのが男性ベンドリクスであり、同時に「愛」そのものであったことである。そして、その両者を結びつける理解を超えた何かを解明しなければ、真の愛にたどり着かないかのような脅迫観念のようなものがサラァの苦悩の原因だったのかも知れない。
サラァにとって、「愛」は、既に結晶化されたものであり、存在の仕方を確かめることでそれは永遠に存在するのであろう。一方のベンドリクスは、純粋にサラァという女性を愛していた。もちろん精神的にも愛していながら、逢瀬とセックスで確かめようとする男性の哀しい性からも逃れることができず、なかなかサラァの言う「愛」が理解できない。それは「憎しみ」という反作用となってベンドリクス自信も苦悩する。
後になってベンドリクスがサラァの日記に目を通す日が来る。無神論者であったはずのサラァの日記を辿りっていくと、次第にサラァの神の愛に対する考えが微妙に変化していくのが解かる。理解を超えた何かとは、神なのだろうか。愛の存在には本当に神が必要なのだろうか。そこがこの物語の真髄である。サラァの日記は、常にこれを問うており、あたかも神と問答をしているようである。やがてベンドリクスの心境にも変化が現れる。
カトリックにとって、不倫や離婚は許されざる行為であろう。人にとって教義を守ることが何よりも重要なのだろうか、そうではなく広く平等に神に愛されていると理解するべきなのか・・・。確かに禁欲的なカトリックの教義と照らし合わせて考えさせられる展開だ。そしてこの本は、恋愛や結婚、不倫を超えて、人が人を愛することに対することの絶対性も問うている内容であるようにも思う。
原題は”THE END OF THE AFFAIR”である。訳者である田中西二郎氏によると、最初のタイトルは、「愛の終り」として1952年に出版された。三度目の改訂の機会に「情事の終り」と改めたそうである。”love affair”は情事の意味ではあるが、時代背景など種々の要因からこのような経緯を経たのだそうだ。私は、この書評を書きながら、恋愛、情事、そしてその向こうにある愛について考えさせられた。そこで、誠に僭越ではあるが、個人的にはこの英語を「愛の果てに」と訳したいと思う。

このレビューは役に立ちましたか? はい いいえ

報告する

2008/07/27 14:47

投稿元:ブクログ

レビューを見る

2013/03/09 23:19

投稿元:ブクログ

レビューを見る

2009/01/04 01:56

投稿元:ブクログ

レビューを見る

2008/05/16 16:13

投稿元:ブクログ

レビューを見る

2010/01/11 14:48

投稿元:ブクログ

レビューを見る

2011/11/13 20:35

投稿元:ブクログ

レビューを見る

2011/04/25 17:04

投稿元:ブクログ

レビューを見る

2016/04/03 13:07

投稿元:ブクログ

レビューを見る

2011/04/23 20:23

投稿元:ブクログ

レビューを見る

2011/05/31 11:04

投稿元:ブクログ

レビューを見る

2009/01/21 09:20

投稿元:ブクログ

レビューを見る

2012/08/10 22:33

投稿元:ブクログ

レビューを見る

2012/08/04 12:13

投稿元:ブクログ

レビューを見る

16 件中 1 件~ 15 件を表示