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紙の本
井上ひさし全著作レヴュー27
2010/10/17 07:30
1人中、1人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:稲葉 芳明 - この投稿者のレビュー一覧を見る
雑誌『太陽』115号に掲載したものに加筆・訂正を加えて採録。南原幹雄「随筆的歌麿事典」および佐藤光信「江戸の絵師」は本書のための書下ろし。
出世作となった直木賞受賞作『手鎖心中』を初めとして、井上ひさしは江戸を舞台にした作品を数多く書いている。だから歌麿に興味関心があるのも当然なわけだが、文庫オリジナルの本書では、謎の多い大浮世絵師の生涯に論考を加えている。二十頁足らずの論考では物足りなさが残るものの、お上に対する反権力・反骨心を基軸に歌麿の作品を分析してみせる辺りが如何にも井上ひさしらしい。
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