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いつものムーミン谷でなく、はじめから少し悲しい環境のお話。夜に悪い事をしていた記憶が何故だかよみがえる。
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ムーミンの世界は幼い頃から、すぐに迷い込める非日常だった。出てくる登場人物たちの生き方が羨ましい。特にスナフキンの紡ぐ言葉には彼の人生そのものが見えるので、惚れ惚れとする。いつ読んでもわくわくする。そんなムーミンが大好き。
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ムーミンが冬に目を冷ましてしまいます。雪に覆われたムーミン谷を舞台に温かく美しいお話。
ムーミンが冬を冒険し、ちょっぴり成長し春を迎えます。
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楽しい、あたたかいイメージのあるムーミン世界で
冷たく、孤独なシーンから始まる、ちょっと大人な作品。
おしゃまさんの、一種貫いた生き方に共感を覚えます。
子供の頃は理解できなかったシーンが
大人になるとわかって、自分の成長も、感じました。
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自分は結構暗いときもあるので、そんな時これ読むと気持ちが楽になる。
おしゃまさんの考え方とか好き。
春の明るい生き方とは反対の生き方がすき。
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ムーミントロールが雪が空から降ってくるものだと気付く場面は世界が1つではないことを教えてくれると思う。
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初めて読んだ時に冬の景色の描写に目から鱗が落ちる思いがした。
ここ3年ほどで雪山に入ることを覚えて、昨日今日と山を歩いた。
風に吹かれた雪が作った模様や質の違う雪が層を作るのを見て、
軽い吹雪の中稜線を歩いて、僕はこの本で読んだ景色を思い出した。
雪のある冬を知らない人はこの本を読んでから
雪がたっぷりある場所に行くとより一層雪景色を楽しめると思う。
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『楽しいムーミン一家』に引き続き読みました。
ムーミンは冬は冬眠するのです。お腹に松葉をたくさん溜めこんで。
ところがこの年、パパもママも仲間もみんな寝ているのにムーミンだけ目覚めてしまうのです。
生まれて初めて冬を体験するのです。
そのワクワク感ともう一方の心細さなど、あぁ私も子どもの頃には、いろんなことにこういう感覚をもったものだよなぁと懐かしい気持ちがこみ上げてきました。
雪にすっぽり覆われた谷、それが春に向かって変わっていく様、なんとも言えず良かったです。穏やかな時間を過ごすことができました。
子どもが読んでももちろんいいし、
でも、もしかしたら、むかし子どもだった人が読むともっといいかもしれませんよ。
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ムーミン谷の厳しい冬の描かれ方にこちらまで凍えそうになりました。
心細さと寒さで、私なら心が折れてしまうところです。
ムーミンは冬という季節を通してまた成長したようです。
時に厳しいおしゃまさんですが、それは見放していたわけではなく、実は見守っていたんですね。
ムーミンが初めて雪を見て触れた時の穏やかなシーンがよかったです。
春が来て、どんな音にも起きなかったママがムーミンのくしゃみで一番に起きるというのが素敵でした!
冬のムーミン谷にトリップしていた私はママの前向きさと優しさと愛にとても安心しました。(笑)ムーミンママは春の象徴のようですね。
ミィはやはり強くて元気な女の子でシリーズを読むたびに惚れ直します(笑)
みんなにちょっとめんどくさいと思われてたヘムレンさん、あれは一応理解されたのでしょうか?めそめそとサロメちゃんと楽しく旅をしてくれたらいいなと思います。
サロメちゃんかわいい!!
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読了日: 2013. 11. 24 18:16PM
TOEIC試験を間近に控えながら(12/8が試験日)も、読んでしまった。
作品をつらぬくそっけない感じに、何故こんなに惹かれるのかわからないけれど、いとおしい作品。
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「ぼくは、一年じゅうを知ってるんだ。冬だって知ってるんだもの。一年じゅうを生きぬいた、さいしょのムーミントロールなんだぞ、ぼくは」
2015/06/15-06/19
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ムーミンをいい年になるまで読まずに来て、今年初めて読んだ。
「ムーミン谷の彗星」、「ムーミン谷の夏まつり」と読んできて、本作に至る。
自分の中ではこれがベストだと思う。
激しい吹雪の描写、日が出てこない冬の日々で、初めてわずかに太陽が昇ってきた時の喜び。
北欧にはいったことがないけれど、あの地の人たちの季節への感受性や思いが伝わってくる。
それぞれが好き勝手に(笑)振る舞う、おしゃまさんとちびのミーがとってもいい。
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ムーミンシリーズは、意外と話が暗いかんじがして、最後まで読めなかったのです。が、妊娠中に無性に児童文学が読みたくなってチャレンジしました。。私としては、冬がつわりの時期と重なり、春に体が楽になったので、本と一緒に冬を乗り越えて、個人的すぎますがぴったりはまりました。
はじめは冬自体も冬の客人も嫌いだったムーミンが、だんだん冬を生きる者たちに寄り添えていけるようになるところがよいです。
春を迎えておしゃまさんが言う言葉が印象的でした。
「ここにりんごの木がはえてたね、とぼくがいったら、きみは、いまは雪がつもってる、と返事しただけだった。ぼくのさみしがっていたのがわからなかったの?」「どんなことでも自分で見つけ出さなきゃいけないものよ。そうして、自分ひとりで、それをのりこえるんだわ」
ムーミンと一緒に冬を越えて成長したかんじ。やっぱり途中で読むのを辞めてはわからないこともあるなあ。
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北欧ならではの冬を舞台にムーミンが成長していくものがたり。今まで読んだムーミンの中で一番好きかもしれない。
私は一日中太陽が昇らない冬を知らないけれど、極夜のある地域で暮らすひとびとはこんな風に太陽を待ち焦がれるのだろうかと想像しながら読んだ。
ムーミンは、この冬、世の中にいろいろな人がいること、知らない世界に足を踏み入れること、自分にとっては理解不能な人や、相容れないと思っていた人と上手くやること などを知っていく。
なによりムーミンママの優しさと懐の深さに心が温まった。お金に支配されている現実世界ではなかなか、こうはできないけど、自分もママを見習いたいと思った。