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みんなのレビュー3件

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くだらなーい、くだらなーい、うだうだ「文章」の連続

2009/08/19 19:32

13人中、7人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者:塩津計 - この投稿者のレビュー一覧を見る

どうしてこんなへたくそな文章、読みにくい文章の連続にすぎない「小説」が飛ぶように売れ、賞までとったのか、今の人間には全く理解できないだろう。ちょうど往年の名歌手、越路吹雪がただのおばあさんにしかみえなかったように、美空ひばりが化粧が濃いだけのおばさんにしか見えなかったように、石原裕次郎が態度だけデカイ演技の下手なメタボジジイにしか見えなかったように、1968年前後に「青春」とやらを送った全共闘世代のおっさん、おばはん以外、この「小説」を理解することは、おそらく不可能だろう。

本書の主人公「薫くん」は、東京の山の手(おそらく目黒区か世田谷区であって、決して江東区や荒川区、葛飾区、墨田区、江戸川区ではない)に住むエリート中産階級の子弟で、当時、日本で唯一存在したスーパーエリート校・東京都立日比谷高校の3年生という設定である。この一家、お兄さんもおそらく同じ日比谷高校から東京大学法学部へと通い、今は霞が関のエリート官庁でエリート官僚かなんかになっている、どこか浮世離れした優雅な雰囲気を漂わせている。諸君が理解しなければならないのは、この日比谷高校という名前が放つ香気が今と当時とでは全然違うということである。当時の東大合格者数上位10校というのを調べてみるが好い。そこには灘もなければ開成もない。筑波大附属駒場もない。あるのは不動の1位を独占する東京都立日比谷高校(旧制東京府立一中)、東京都立戸山高校(旧制府立四中)、東京都立西高校(旧制府立十中)、東京都立新宿高校(旧制府立六中)、東京都立小石川高校(旧制府立五中)のいわゆる「都立高校軍団」であって、当時の私立高校は「金持ちの馬鹿がいく学校」と蔑まれていた時代の話である。だからその中でも断トツの東大進学実績を誇る日比谷高校といえば、いまの開成と灘と筑駒を掛け合わせたようなスーパー高校だったのである。そのスーパー高校の卒業生が自分の学校を舞台に青春「小説」を書いたという「だけ」で、当時としては十分「商品価値」があったのだろう。それにだ。オビトラオなるバカ東京都教育長が音頭をとって断行された「都立高校改革」で無敵を誇った都立高校軍団に崩壊の足音が迫っていたという事情も加わる(事実、この小説が出た直後あたりから日比谷高校は音を立てて崩壊してしまう)。

中身はといえば、優柔不断な男子高校生によるそこはかとない疑似恋愛ごっこがだらだらと続くだけで、盛り上がりもくそもあったものでない退屈なストーリーが延々続いて突然終わる変な物語である。たかだか足の親指の爪を剥がしたことを、さも大怪我をしたかのように周囲に吹聴し、自らも痛がって、それでもテニス場にいったり銀座を散策したりとその模様を描くのも大げさなら、そこに突然不思議な女の子が出てきて主人公とくだらないやり取りをしてうんだかんだと、もういい加減にしてくれと最後は叫びたくなるような展開だ。

本書こそが全共闘世代とそれに続く後続世代との断絶を天下に証明するリトマス試験紙であるとみることもできるだろう。

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2010/01/27 20:26

投稿元:ブクログ

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2012/05/01 19:22

投稿元:ブクログ

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