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心 日本の内面生活の暗示と影響 改版 みんなのレビュー
- ラフガディオ・ハーン (著), 平井 呈一 (訳)
- 税込価格:924円(8pt)
- 出版社:岩波書店
- 発売日:1951/02/01
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文庫
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紙の本
充満感のある贅書
2020/01/14 22:15
1人中、1人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:岩波文庫愛好家 - この投稿者のレビュー一覧を見る
読了した後、タイトルにある『充満感』を得ました。
ハーンと言えば『怪談』しか知りませんでした。あとは、日本贔屓だという位。
しかし本書で彼の日本に対する広範で、しかも深い洞察をもった見方には恐れ入りました。これ程に日本について深く研究した外国人はいないのではないか、そう想起しました。
本書は哲学的な内容から物語まで様々に著されています。どれも興味深く、また考え淀む内容でした。
紙の本
愛する古き良き日本が西洋化し、失われていくことを嘆いている
2023/05/31 06:14
0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:マーブル - この投稿者のレビュー一覧を見る
科学への志向と西洋科学には収まりきらないロマンチシズムをより強く感じる。科学とロマンは相容れないようでいて、しかも科学を語る場ではロマンは得てして批判的意味に使われがちだが、声高に語る内容は科学を前面に押し出しながら、やはりロマンが垣間見えてしまう。日本を愛し、その愛する古き良き日本が西洋化し、失われていくことを嘆いている。西洋諸国に日本の宗教や風俗を伝えながら、あたかも日本人にも自らの良さを再確認し、無思慮に西洋に迎合することをやめて欲しいかのようだ。しかし、それは「蓬莱」で触れられたように儚い願い。
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