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古代国語の音韻に就いて 他2篇(岩波文庫)

古代国語の音韻に就いて 他2篇 みんなのレビュー

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みんなのレビュー4件

みんなの評価4.6

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4 件中 1 件~ 4 件を表示

紙の本

推理小説の謎解きのように面白く興奮させられる

2009/11/07 12:41

3人中、3人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者:萬寿生 - この投稿者のレビュー一覧を見る

この本を最初に読んだのはずいぶん昔のことである。何のきっかけでこの論文の存在を知り、読む気になったのかは覚えていない。当時は学校で習う日本語文法が三大文法といわれる、時枝文法、山田文法、橋本文法であることも知らなかった。もっとも今では、学校文法もかなり修正されているであろうが。すくなくとも、「わたしは」の「は」が係助詞であり、「わたしが」の「が」が格助詞である、という説明だけで終わっていないことを、期待したい。
 この本を再度読む気になったのは、大野晋の「係り結びの研究」を読んで、当時の興奮と感激を呼び覚ましたからである。
 万葉仮名の使い分けを整理分類し、当時の中国の漢字の発音と照合し、類似と相違を論証していく過程が、、断片的事実を収集しそれらの事実の間の関連性を類推し検証していく、推理小説の謎解きのように面白く興奮させられる。
 その研究成果にも驚かされる。古代日本語の母音は五つではなく七つであった。ha,hi,he,hoのハ行はなく、fa,fi,fu,fe,foのファ行であった。さらに前はpa,pi,pu,pe,poであった、等である。
 こつこつと事実を収集し分類整理する体力勝負の過程と、それらの間の共通性と相違とを演繹し法則性を見つけ出す頭脳勝負の段階と、研究ということにはこの二つの過程があることが、この論文でも読み取れる。
この本には、「駒のいななき」、「古代国語の音韻について」、「国語音韻の変遷」の三論文が収録されている。上代特殊仮名遣いの研究と日本語の音韻の編成の研究である。奈良時代大和地方の言語が87音節を区別する音韻体系であったことを明らかにしている。
 著者の研究姿勢を、「根底に立ち戻って物事の本質をその根本から考察し、明かに分かることを拡大していき、それを論理的に推論していく」、と学習院大学の元教授で著者の晩年の弟子である、大野晋が解説を書いている。

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2006/10/23 11:36

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2010/09/22 01:39

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2015/06/01 12:56

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