- 現在お取り扱いが
できません - ほしい本に追加する
- 予約購入について
-
- 「予約購入する」をクリックすると予約が完了します。
- ご予約いただいた商品は発売日にダウンロード可能となります。
- ご購入金額は、発売日にお客様のクレジットカードにご請求されます。
- 商品の発売日は変更となる可能性がございますので、予めご了承ください。
5 件中 1 件~ 5 件を表示 |
紙の本
「狐」についての中国思想からのアプローチ
2001/04/19 01:15
1人中、1人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:谷池真太 - この投稿者のレビュー一覧を見る
「狐」を単に民話・伝説から考察するのではなく、まずその生態から狐が妖怪変化の類に見なされる理由を探ろうとする著者の姿勢は好感が持てる。
本書の一番の柱は狐が陰陽五行でいう「土」にあたるものであり、土剋水により水害を抑え、土生金により金・鉱物を生み出す神獣として稲荷に祀られたことを説くところにある。
また、縄文時代から弥生時代への移行における日本人の狩猟民族から農耕民族への移行を蛇信仰から狐信仰への変化の課程に見る「第六章 蛇から狐へ」も読みごたえがある。
5 件中 1 件~ 5 件を表示 |