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みんなのレビュー6件

みんなの評価3.7

評価内訳

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紙の本

サガンを最初に読んだのは何時?

2004/10/04 23:33

0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者:ツキ カオリ - この投稿者のレビュー一覧を見る

 本屋さんに行くと、当たり前のように「サガン」はあった。

 文庫本のコーナーに行くと、サガンの本はすぐにわかる。
 ショッキングピンクの背表紙を、ゴシック文字の白いタイトルが抜いている。この組み合わせこそが、まさに、サガンだったのだ。
 10年?、20年? それどころではないだろう。
 数年単位ではなく、"decade"、10年単位の長きに渡って、サガンの文庫本たちは、ある時期は華々しく、また、ある時期はひっそりと、我々をいつも待っていた。

 この『絹の瞳』は、サガンの最初の短編集で、19の話が収められている。一つ一つは短く、読みやすい。

 表題作の『絹の瞳』を紹介しよう。
 * 40になるジェロームは、妻のモニカを心から愛していた。ある秋の日にジェロームは、離婚した友人のスタニスラフと、その女性同伴者(つれ)と共に、4人で狩りに行く。ミュンヘン空港からレンタカーを借り、落葉松や樅、急流などの景色を眺めながら狩猟小屋へ行く途中、ラジオからは『トスカ』が流れてくる。その時ジェロームは、ある、恐ろしい決心をする。

 もう一つ、最後に収められている『孤独の池』も、印象に残る小品だ。
 * 「用心」の意味を名にもつ、プリューダンスは、11月のある夕方、森の小道に車を止めて、散歩を始める。「オランダ池」の立て札を見付け、彼女は、歩調を早める。枯葉が一面に散り敷いている池を眼前にして、彼女の胸に去来したものは一体何だったのか。
 
 他にも、サガンらしい繊細な目配りのある作品が目白押しだ。

 今は品切れていて、おそらく遠からず復刊されるだろうが、『赤いワインに涙が…』という第二短編集もある。
 同じく品切れているものの中には、小説以外に、『愛と同じくらい孤独』『愛という名の孤独』という2つのインタビュー集や、回想録『私自身のための優しい回想』などがある。インタビュー集や回想録の中には、好きな作家や愛読書について触れられている項目もあり、なかなか興味深い。

 サガンが生まれたのが1935年、『悲しみよ こんにちは』を書いたのが19の時だから、1954年? だとするとサガンは、最初の作品を書いてから50年が経った、今年に逝ったことになるのか?
 サガンを悼みつつ、誰もが一度は読んだことのある(?)、『悲しみよ こんにちは』、『ブラームスはお好き』等を、再読してみるのも悪くないかもしれない。

 もしかしてサガンを初めて読む方には、いきなり長い作品にチャレンジするよりも、まずは、この短編集から徐々に慣れていくことを、お薦めしたい。


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2009/07/05 23:22

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