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おしゃれなコッチときたないココちゃんのお話。
童話らしく、話に入っていきやすい形式で、シリーズものだからこその終わり方が、次を読ませたくさせます。
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おばけのアッチシリーズより「コッチ」。アッチはコックさんだけど、コッチは床屋さんなのね~(笑)。かわいらしいお話でした。私は好き。きちゃない(笑)女の子が、コッチと一緒に仲良く遊びながら、かわいくなっていくのもよかった。女の子が好きなお話なんじゃないかな?「ピとひとつは、ありがとう。ピピとふたつは、またこんど。ピピピとみっつはだいすきよ」の口笛のあいさつも素敵!
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小学生の頃に大好きだった作品。
娘と行く図書室で30年ぶりに再会し、「お前~~~!!!元気だったか!!?」みたいな勢いでお借りして来ました。
床屋さんの鏡の裏に住むおしゃれなおばけ・コッチ。
コッチの床屋さんにやって来たやんちゃな女の子・ココちゃん。
初めは反発し合っていた二人が徐々に心を通わせていく……という王道の物語。角野栄子さんの作品だったとは(さっき知った)。
一般的なおばけのイメージとはかけ離れたコッチが楽しいのは勿論なのですが、幼い私は破天荒なココちゃんに心惹かれていたように思います。
ボサボサの髪、泥と飴でガビガビの顔、ポケットは泥団子と木の枝でパンパン……。こんな女の子、他のどのお話でも見た事がありませんでしたから。
見た目も性格も所謂「女の子らしさ」からは逸脱したココちゃん。でもそこがすごくチャーミングだったし、身なりを整えたら整えたで普通にすごいかわいいっていうダブル役満。
本当に久し振りに読んだのですが、うちの娘がこんな感じに育っても面白いかもなあ、とニヤニヤしてしまいました。